akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

ともがら

2007-06-25 | FAMILY
母の編集する家族新聞『ともがら』121号(3月号)、122号(4月号)が届いた。離れ離れに暮らす家族のその月の出来事をまとめて作るので、いつも発行は2、3ヶ月後だが、もう十五年以上続けているのだからすごい。この家族新聞のおかげで父母や弟妹、親戚の近況や活躍を知ることも多い。いつから始めたのだったか…、二児の母となっている妹が中学1年の時に『ともがら』という題材で作文コンクールで受賞していたから、そのくらいの年月は経っているということだ。様々な仕事をしながら、よく続けてきたものだと娘ながら感心する。

この春の大きなトピックは、母の「労働基準監督署勤務終了」と、弟の「3年生担任終了。卒業生全員を就職と進学に送り出す」だった。母は、酒田監督署廃止に伴い3月31日、総合労働相談員を満了退職。2年前から務めた職場で、最初は労働基準法と格闘しながらだったが、やりがいのある仕事で本当に充実していたようである。
70歳を機に退職を申し出ていた父はあと一期、公民館長と地域振興会長を務めることになった。
妹家族のことや義妹の活躍、父母の旅行記、新年度スタートに当たってそれぞれに対する父母からのふたり言も記される。

個人的に一番ヒットだったのは母に送られた「退職慰労会のご案内」の転載。
ー佐々木和子様 三月末の監督署相談員退職ご苦労様でした。二年前は不安そうでしたが、最近はすっかりいたについておりました。(中略)これまでのがんばりに心から敬意を表します。今後は健康に留意し旅行や趣味など自分の人生を謳歌してほしいと思います。10日、花月にて二人で会食とします。進

進?父からの「ご案内」かい!
そしてあとがきには、原爆資料館の真面目な感想等と並んで、
ー進さんご招待の会食いい雰囲気でしたね。かずこ

父と母らしい。とつぶやきながら実家に電話する。
この気まぐれに数カ月分まとめて送られてくる家族新聞『ともがら』は私の楽しみの一つなのでありました。
コメント (2)
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