野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

広島は本当に強い

2017-09-08 06:29:47 | スポーツ
今期、もう阪神の優勝はないと思うが、今週の対広島3連戦で阪神がどれほど戦えるかは興味あった。
その第1戦の先発投手は藤浪。藤浪が広島戦で投げるのは8月16日以来だが、その時は正直がっかりした。その試合での藤浪は7四死球で制球に苦しみ途中降板した。メッセンジャー戦線離脱の阪神で、藤浪に期待するもの大なるを感じたけど、でも、やっぱり、結局、藤浪の登板はまだ早かった。相手投手の大瀬良にまで死球を投げてしまう制球力の無さに阪神コーチ陣は何を見て一軍先発を決断したんだろうと、その判断力さえも疑ってしまったほど不味い投球だった。
 
★ で、9月5日の広島戦(マツダスタジアム)。今回、期待を一身に背負った先発藤浪が、4回5失点で、またもや降板した。今度こそ-と託された復活の舞台で、今シーズン最大の山場と言っても過言ではない3連戦の初戦で、またも失敗。藤浪の投球にはひやひやさせられたが、試合内容は結構面白くて、代打上本のホームランで同点にするも、その後、広島に連打を浴びて失点、代走・野間の足にやられ、再び勝ち越された。ところが9回、福留の2ランで逆転し、9回裏を、このところ好調のドリスが押さえてくれたら今日の試合は阪神の勝ちと安心していた。ところが、そのドリスが広島安部の逆転2ランでサヨナラ負け。なんてこった。最近のドリスの安定ぶりからドリスは必ず押さえてくれると信じていたが、ドリスが打たれたらどうしようもなく、阪神の完敗だ。
 
ところで、5日の広島戦4回5失点の藤浪には、期待する声がある一方、強い苦情もこれまた多い。そのなかで気になった意見「藤浪に阪神OBが喝!「寮に戻れ」」があった。これによると、『虎OBたちは我慢の限界に達しており、テレビ解説のため観戦した“伝説のOB”江夏豊氏は本紙の取材にこうまくし立てた。「もっとがむしゃらさを出さないとダメ。自分の軸は真っすぐなんだというのが分かっていない。格好よく抑えたいというのがあるのか、神経を使いすぎているのか…。一つの四球でガタンとなってゲームを崩せばチームの雰囲気が悪くなる。キャッチボールの大切さを言いたい。俺が(臨時コーチで)キャンプに行った際、ちゃんとしたキャッチボールをしなさいと怒ったのにちゃらんぽらんのまま。勝てる可能性が低い状態で(首位攻防戦に)投げさせていいのかという疑問もある』また、『藤浪への不満を口にするのは江夏氏ばかりではない。大物OBの一人は「藤浪を心底鍛え直すには一度、寮に戻してやらせたらどうか。(昨オフの)退寮は早かったのではないか」と球団上層部にクレームをつけてきたという。藤浪は阪神の高卒選手の義務規定である5年間の入寮生活を待たず「特例」となる4年目オフに退寮。実績を考慮して大人扱いされた格好だが、OBたちにはそれも「失敗」とみられているわけだ。どれもこれも藤浪には耳の痛い話ばかり。もはや期待の裏返しという生易しいレベルではない』・・・全く持って同感。藤浪にチャンスをやってメッセンジャー怪我の負を何とかカバーしたい気持ちはわかるが、今の藤浪の実力は如何ともしがたく、試合放送を見ても居たたまれない程悲惨さが見てとれた。
 
★ そして第2戦目。先発は岩田投手。この日の岩田のピッチングは安定して非常に良かった。
デイリースポーツは、岩田をこう評価している『粘りの投球も報われなかった。6回1/3を4安打無失点。勝利投手の権利を得てマウンドを降りた阪神・岩田だったが、3番手・マテオがつかまり同点に。今季7度目の登板で初めての無失点投球。強力広島打線を封じ込めた。 立ち上がりから低めを丁寧に突いた。走者を背負いながらも得点は与えない。それでもチームがサヨナラ負けを喫し「仕方ないです」と、試合後は言葉少なに振り返った。7回のマウンドにも上がり、先頭を打ち取ったところで降板。球数も92球と余力を残していたようにも見えた。香田投手コーチは交代の意図について「いいところで代えてあげたかった」と説明。投球自体については「ナイスピッチングでした」と称えた』・・・この日の岩田投手のピッチングは本当にナイスピッチングだった。投球そのもののも安定し零に抑えていたので、これで勝ちが付くと最高だなと思っていた。ところがだ、3点リードで8回のリリーフに立ったのはマテオ投手だった。今までの結果から、マテオは打たれすぎの印象が強く残っているだけに、登板を懸念したが心配事が的中した。投げても軸芯が安定しない。福留や糸井のミスもあったが、3:3の同点に戻されたしまう。それまで機嫌よくテレビを見ていたが、テレビを消した。やっぱりそうかとみる気がしない。でも、最終の結果はどうなったろうかと、NHKのスポーツで結果を見ると、何と11回、広島打線にサヨナラ打を許し逆転負けしている。2夜連続となる痛恨のサヨナラ負けだ。何という事か、連夜、圧倒的な強さの広島を見せられた。
 

★ 3連戦3連敗だけは阻止してほしいと、今日(7日)のマツダスタジアム。ここ神戸は強い雨が降っているので、広島の予報を確認すると同じく雨模様。雨で中止を期待したが、しかし試合は予定通り開催され一回表は阪神が3点先取した。その裏、一番田中が打席に立ったところで雨がひどくなり一時中断。しかし、その後の阪神秋山投手はうまいピッティングを続けるも、5回4点がとられ4:6で阪神の負け。結局、阪神の3連戦3連敗。それにしても、広島の5回の猛攻は凄かった。ただただ、広島の強さだけが目立った3連戦だった。


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