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2023年、今年の日本シリーズは面白い。

2023-11-03 06:58:35 | スポーツ
今年、2023年の日本シリーズは関西の2巨頭、阪神タイガースとオリックスバッファローズの戦い。どっちが勝ってもいいのだが、テレビで野球観戦して楽しいのは圧倒的に阪神が勝つこと。

第1戦、阪神:オリックス=8:0
第2戦、オリックス:阪神=8:0 
第3戦、オリックス:阪神=5:4 ここまでオリックスの2勝1敗。第2戦は阪神の西投手の一塁けん制悪送球のエラーに乗じてオリックスが勝ち、3戦目は阪神伊藤投手がバント処理を2塁へ悪送球、そこからまたもやオリックスに勝ち運が乗った。シリーズ戦でも再三再四目にしたエラーからの失点・敗戦が、大事な日本シリーズでも露見した。ここまで、エラーに乗じたオリックスに勝ち運が向いている印象だ。

そして、第4戦、ここは取っておかないと阪神は3連敗になるので、日本シリーズ優勝はかなり怪しくなる。この4戦目は、結果的に9回裏、阪神の4番大山選手のサヨナラ打で勝った。阪神:オリックス=4:3だ。終わってみると、阪神が勝ったこともあり、本当に白熱した良い試合だった。試合そのものは、阪神の6番佐藤選手が大きく足を引っ張る形となっていた。この日の佐藤選手は前日から連続4三振、しかも3塁ゴロを捕球できずのエラーで、一回の裏、先取した阪神の勝負強さがするりと逃げてしまいそうが雰囲気すら感じた。すかさず佐藤選手は糸原選手と交代させられる。ここから阪神に勝ち運が回ってきたように思う。それが9回裏の大山のサヨナラ打へと繋がったように感じた。3-3の同点で迎えた9回の裏、1死走者なしから近本が四球で出塁。続く中野の打席で、オリックスのワゲスパック投手 の暴投をこの日マスクを被った森捕手が捕球できず、しかもその悪送球が2回も続いた。近本は難なく3塁に進塁、たまらずオリックス中島監督のサインは中野の申告敬遠、つづく3番森下も申告敬遠で塁を埋め、4番大山との勝負に出た。この日本シリーズで当たりが止まっていた大山との勝負は妥当な作戦だったと思う。しかし結果は、大山の三遊間を抜けるヒット。これで3塁の近本が楽々本塁に帰還し、4-3で阪神が勝った。その前兆は確かにあった。その前の回、8回表、阪神が苦しい展開、2死一、三塁の場面で湯浅が登場した。6月の中旬以来の登板だそうだが、テレビを見ていても球場の雰囲気が一変するのが見て取れた。湯浅は1球でピンチを切り抜けた。満面笑顔の湯浅に球場内から大きな拍手が聞こえた。ここからだ、阪神に大きくツキが回ってきたのだ。それが、近本の四球を呼びこみ、中野、森下の申告敬遠へと繋がり、大山の三遊間を抜けるヒットを呼びこんだと考えれば、その通りだ。第4戦は本当に稀に見る好勝負だったと思う。この日のサヨナラ打で4番大山選手は完全に息を吹き返し、2勝2敗のタイに戻した阪神にとって、これ以上の朗報はない。言ってみれば、オリックスに向きつつあった勝運を、オリックス自身が9回に下手打って、負けるかもしれないとさえ思えた阪神を生き返らせてしまった。
  

そして第5戦、甲子園での最後の試合。
結果を先に言うと、阪神の逆転勝ちで38年ぶりの日本一王手だ。
  
オリックスのゴンザレスのホームランで先制し、七回の表、阪神二塁の中野がゴロをエラー、更にライトから駆けてきた森下がそのエラーボールを取れずのダブルエラーで宗が笑いながらホームを踏んで2点目。これで阪神は負けだと観念した。ところがだ。野球は最後まで見ないとわからない。阪神が八回に一挙6得点の逆転勝利。先頭の木浪の内野安打を今度はオリックスがエラーで無死二塁。代打・糸原が左前打ヒットで代走、近本のセンター前ヒット、山崎 から3連投の宇田川へと投手交代すると森下の逆転2点三塁打。さらに大山のセンター前ヒット、坂本の右越え2点三塁打で打者一巡、一挙6得点。宇田川の涙目をNHKが執拗に写す。今年のシリーズ戦を中継するNHKは、エラーをした選手や、その時の監督の顔やら、なぜか執拗に画面にだす。しかし阪神の勝ちだ。最後の九回表は岩崎が3人を抑えた。

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