野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

頑張る知事がいる

2020-04-13 06:27:26 | その他
日曜日の今日(12日)は朝から雨で寒い。

昨日から気になっているが、大阪の吉村府知事が大活躍だそうだ。昼間の関西のTVは殆どみることはないが、吉村知事が目の下に膜をつけ東西奔走しテレビを通し自粛を訴えている姿が大評判なんだそうだ。それには「吉村寝ろよ」と、コロナ対策奔走の吉村知事を気遣うツイートが相次ぐとあった。すると知事自身がツイッターを更新して「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう」とある。8日の緊急事態宣言後の東京都知事、大阪府知事、兵庫県知事の生会見をパソコンで見た印象を「3都市の首長の記者会見を見ながら、3者3様、知事の個性が前面にでる会見に見え、最も理解し易くかつ良かったのは大阪府知事の会見だった。都知事の会見も判り易かったけど、かなりの部分で国におんぶ抱っこのように聞こえた。大阪、東京の首長2名が下書きなしの前を向いての説明だったのにたいし、兵庫県知事の会見は書面の棒読みに終始し、コロナ危機に対する理解力の差が大いにあると、兵庫県民の一人として感じた」と書いた。その際の吉村知事の印象は極めて誠実で、地方の知事のリーダーシップはこうでなくてはと痛感したものだ。要は実行可能なスキームを作って結果を出すことだと思っているが、さすが、大阪人から「大阪以外の人にはあまり知られていないが、誠実で、実務能力があり、理念や思想がしっかりしている逸材だ。将来的に総理候補になってほしい」とコメントが入っている。

大坂維新と言えば、都構想を達成すべく数年にわたり闘っている。残念ながら、2015年5月の都構想の住民投票は僅かの差で否決され、元大阪市長の橋本さんは辞職した経緯があるが、その後、大阪維新は松井さんと吉村さんが府知事と大阪市長を交代しながら、再度「大阪都構想」を掲げた選挙に、「公約を必達する」と大阪維新は圧勝してきた。大阪の隣の県、兵庫の神戸市に住んでいるが、「ケンミンショー」の関西3府県の比較話題では、いつも馬鹿にされ笑いものにされている大阪だが、しかし3府県のなかで最も活力があるのは大阪であることに間違いないと常から感じていた。つい先日の神戸新聞にも、海外からの訪問客数は圧倒的に大阪と京都が多く、兵庫など低空飛行のままだ。多くの観光資産を有しながら観光客の伸び悩みに悩む神戸の話題は、議員の節度のなさと神戸市の「ヤミ専従」ぐらいか。あの活力ある大阪のバイタリティは、もともと大阪住民の人力だと思うが、その力を上手に引き出しているのが大阪知事と大阪市長の、ここ10数年の成果だと思う。神戸に住んで、大阪の活力とバイタリティを羨ましく思ってきた。大阪府民は素晴らしい知事を持った。がんばれ大阪!!

それはそうと、札幌医科大学が「人口あたりの新型コロナウイルス感染者数、死者数の推移」を公表している。
コロナによる国別死者数、感染者数の推移が良く理解できるので日頃から見ているが、欧米より1か月早くコロナが上陸した日本でのコロナによる死者数は、欧米諸外国に比べても2桁違うほど少なく(日本の死亡率(人口比)はアメリカの1/70、スペインの1/400。茶色:日本、赤色:韓国、青色:中国、詳細は札幌医科大学資料参照)しかも、欧州は都市のロックダウンを強行し、日本は緩い自粛要請での結果にもかかわらずだ。この理由に、日本人は既にコロナの集団免疫なるを得ているんではないかとする参考資料だ言う意見がある。一方、12日の日経「抗体検査で局面打開狙う 米欧、外出制限緩和探る」には、「米国や欧州が、人がこれまでに新型コロナウイルスに感染していたかを調べる「抗体検査」の実施に乗り出す。コロナウイルスは軽症者も多く、気づかぬうちに抗体を持っている人が多数いるとされる。こうした人たちを医学的に絞り込み外出制限を緩めれば、経済や医療の現場の状況改善につながるとの思惑がある」とあるが、この表をみると、死者数が少ない日本の方が欧米より集団の抗体を持っているように思えるんだが・・そうであれば、早期に経済活動に戻れると思うが・・何かが欧米人とアジア人、特に日本は違う。
      「札幌医科大学」


コメント
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