野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

最下位

2018-06-27 06:06:45 | スポーツ
交流戦のじり貧の戦いから明けてリーグ戦に移った広島との3連戦に、1勝は出来るのではとの期待も無残に3連敗。
特に3戦目の試合など最悪。なんとか同点に追いついたのも束の間、9回表、ドリスのバンド処理失敗、結果はその回に5点も入って「阪神6-11広島」の惨敗。広島の打者堂林は「ドリスがバント処理できないのは頭に入ってた」と報道に書いてある。堂林が三塁前にゴロを転がし、慌てたドリスが一塁に悪送球。この光景はかって見たこともある悪夢の再現だ。ドリスがバント処理をして1塁に送球する際、嫌な予感がしたがまさか予想通りになるとは、しかも満塁ホームランのおまけつき。で、阪神はセリーグ単独最下位に転落した。
  
今年はロサリオが加入し藤浪の復活で優勝と言うのが戦前の阪神の戦略であり、それを理由に阪神の優勝を挙げている野球評論家も少なからずいた。今年は阪神が優勝し、その立役者は打のロサリオであり、投の藤浪だと評論家宜しく、3月末には一方的に覚えてしまった。ところが6月24日時点で負け越しが6、勝率0.453で首位・広島とは7.5ゲーム差。首位広島が断トツに強い他は、5球団は殆どゲーム差がない状態なので今後は何時でも回復可能とは言っても、2位巨人とのゲーム差は2差に広がった。まだ優勝のチャンスは残っていると思えど、藤浪が戦力に復活し、ロサリオが打ち、これが上手く機能して初めて今季の阪神が優勝争いの中で勝ち残れるチームであるとされた、初戦から現在もいささかも上昇気流に乗っていないので、阪神優勝などと期待する方が無理か。

それにしてもドリスの暴投にはがっかりした。しかし、敗因の主因は同点に追いつくのがやっとの打線にあるんではなかろうか。
NHKBSの解説をしていた小久保の、阪神で期待される選手を挙げてのアナウンサー質問に、暫らく沈黙後、中谷を挙げた。一瞬、えーっと思ったが、プロ野球のプロが見て、今の阪神で活躍を期待されるは福留、糸井(実際、ここぞと言うときに活躍するのは福留、糸井なんだが)ではなく、中谷を挙げていた事が、阪神の今の苦境を表している。さらに小久保が言うに、阪神の若手はまじめで素直なので監督の指示に応えようとガチガチになって伸び悩んでいるんだと。

ロサリオにがっかりした代替にメキシコのナバーロを急遽契約したが、どちらも今なお未知数。このまま最後までグダグダしながら最期まで行くのかな~。阪神の株主総会も終わって金本監督の采配批判は出てこなかった。

それはそうと、二軍暮らしを続けていた岩田投手が、28日DeNA戦に今季初先発すると新聞にあった。2軍で5勝1敗だったそうだ。思えば、岩田投手の昨年の初先発も7月末だった。岩田投手は阪神の中でも好きな投手で、良い時はめちゃ良いが、打たれてもめげずに一生懸命投げる姿はなにか悲壮感がいつも漂っている雰囲気がある。頑張れ岩田!

 
コメント
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