「ロンドンの街を襲う大砂塵」
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」をワーナーマイカル明石に見に行った。
見ていて気が付いたが、この映画は「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の構成とよく似ている。特に、大砂塵がトムクルーズに襲い掛かる場面は、ハムナプトラと全く一緒でまさにハムナプトラの二番煎じに見え、何とはなしに中途半端で、これであれば別にトムクルーズを持ってこなくともと、やや面白さが薄れてきた。
洞窟で水銀が垂れる場面は中国の秦の始皇帝陵にあるとされる水銀を連想させ、またエジプトのミイラ、王女アマネットの全身には小泉八雲の『怪談』に出てくる芳一に描かれた全身呪文と同じで、象形文字のような紋章が体中に浮き上がってくる場面といい、発想が既に知られた場面が多くあった。
でも、この映画一番の見どころ、古代エジプトの王女アマネットは痛快だった。ミイラの男役は全てゾンビ風だが、王女アマネットのミイラはスタイル抜群、動き抜群の美人だが、何にか不自然が残る設定。加えて、判然としないのがジキル博士。彼の組織の室内には、半魚人の手だったり、ガイコツの研究材料がずらりと並んでおり、その組織を束ねるのがジキル博士。しかも、既に彼の中にハイドがもう宿っていて常に薬を注入しないとハイドに変身すると言う。この人物はミイラとどんな関係があるのだろうと考えながら、釈然としないままに映画は終わった。
で、この映画の一番の迫力はミイラから人の生き血を吸って生き返ったエジプト王女アマネット。
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」をワーナーマイカル明石に見に行った。
見ていて気が付いたが、この映画は「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の構成とよく似ている。特に、大砂塵がトムクルーズに襲い掛かる場面は、ハムナプトラと全く一緒でまさにハムナプトラの二番煎じに見え、何とはなしに中途半端で、これであれば別にトムクルーズを持ってこなくともと、やや面白さが薄れてきた。
洞窟で水銀が垂れる場面は中国の秦の始皇帝陵にあるとされる水銀を連想させ、またエジプトのミイラ、王女アマネットの全身には小泉八雲の『怪談』に出てくる芳一に描かれた全身呪文と同じで、象形文字のような紋章が体中に浮き上がってくる場面といい、発想が既に知られた場面が多くあった。
でも、この映画一番の見どころ、古代エジプトの王女アマネットは痛快だった。ミイラの男役は全てゾンビ風だが、王女アマネットのミイラはスタイル抜群、動き抜群の美人だが、何にか不自然が残る設定。加えて、判然としないのがジキル博士。彼の組織の室内には、半魚人の手だったり、ガイコツの研究材料がずらりと並んでおり、その組織を束ねるのがジキル博士。しかも、既に彼の中にハイドがもう宿っていて常に薬を注入しないとハイドに変身すると言う。この人物はミイラとどんな関係があるのだろうと考えながら、釈然としないままに映画は終わった。
で、この映画の一番の迫力はミイラから人の生き血を吸って生き返ったエジプト王女アマネット。