野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

野々池のオニユリ

2011-07-29 07:06:17 | 野々池周辺
7月末になって、このところ30度を超す日が続いているが、まだまだ過ごしやすい。
野々池のオニユリが一斉に咲いた。

庭に植えていたオニユリに沢山のムカゴが出来たので、野々池の土手に蒔いていた。
彼此2~3年たったものが、このオニユリの花だ。
この野々池のオニユリにも沢山のムカゴが出来ているので、次第には広がっていくことだろう。

橙赤色の花びらは外側にくるりと反りかえり、暗褐色の斑点が特徴的なオニユリ。
茎の上半部には腺毛があって、葉の脇に黒紫色のムカゴを作る。

花粉は赤褐色で衣類などにつくと、なかなか落ちない。
写真を撮った後、腕をみたら赤く染まっていた。
まだ閉じている花弁に指を突っ込んで中の花粉を集めて、別の堅い葉の中に閉じ込め2~3日発酵させ、これを指先につけると、マニュキュアみたいに爪が紅く染まる。
この遊びを子供時代に興じていたとは女房の昔話。

実は、野々池にオニユリは珍しいので、春先に芽が出て成長し、オニユリの茎だと分かる頃になると、スコップを持って持ち去る人も多い。
それでも、これだけ残って成長し花を咲かせた。
(芽が出たものを球根ごときれいに掘り起こし移植するのは難しいのだが)










 



オニユリの花と蝉の抜け殻。
ムカゴもかなり出来ている。



葛がオニユリに巻き付いてへし曲げる。




 
コメント
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