しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

親子舟歌

2023年06月22日 | 昭和の歌・映画・ドラマ

昭和30年ごろの日本の川は、
橋で渡る、船で渡る、徒歩で渡るの三方法だった。
島と島、島と本土、岬から岬も同じ。
日本中に多くの渡し船が存在していた。

その頃、潮来を歌った流行歌が多かった。
歌の舞台は潮来出島のように思えるが、
この歌を聴く人はみんな、
自分の近くにある”渡し船”を自由にイメージしていたと思う。

三橋美智也「女船頭歌」、美空ひばり「娘船頭さん」
すこし後に、橋幸夫「潮来笠」、三波春夫「船方さんよ」
その代表曲は、
なんといっても「親子舟歌」。

大歌手・田端義夫、
名子役・白鳥みづえ、
が親と子に扮して歌う「親子舟歌」が大ヒットした。

 

 


一里きこえて ギッチラコギッチラコ
三里ながれて ギッチラコギッチラコ
歌はどこまで 行くのやら

・・・

将来を嘱望されていた白鳥みづえは、
事件を起こし、その後、歌謡界に復帰したが
「親子舟歌」以上の曲には恵まれなかった。


合掌

・・・
ネットニュース

歌手・白鳥みづえさん 2年前に77歳で死去
2023.6.22

・・・

 

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