美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

山田洋次監督、初のファンタジー

2015年12月05日 06時46分34秒 | 姿勢&見た目
今日も快晴、島岡美延です。
戦後、ではなく“終戦70年”と表現する人がいます。
その想いを感じながら、映画『母と暮らせば(12日公開)』をご紹介します。
井上ひさしさんが『父と暮らせば』と対になる作品を長崎を舞台に作りたがっていたことを聞いた山田洋次監督が、捧げるように書いた脚本です。
1948年8月9日。
長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、原爆で死んだ息子・浩二(二宮和也)が亡霊となって現れる。
「母さんが諦めが悪いから出てこられなかった」という浩二は、その日から時々やって来た。
今でも浩二の恋人・町子(黒木華)が何かと気にかけてくれるが、彼女の将来のことを心配して、浩二に相談する伸子。
そんな母と息子の奇妙で幸せな時間は、永遠に続くように見えたが…。
たくさんの思い出を語り合うシーンが、本当に細やかで、愛おしいです。
ある状態になると消える亡霊…、山田監督初のファンタジーは、二度と惨事を繰り返すまいという強い決意が滲みます。
ぜひ、ご覧下さい。
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