踊り出す「草迷宮」

肌寒さを感じる朝ですね、島岡美延です。いよいよ今年の暑さも終わりでしょうか。休日にはさまれた月曜日は、久しぶりですね。
昨日、ＡＢＣ・ＦＡＣＴＯＲＹ「草迷宮」のリハーサルを拝見してきました。明という青年が手毬歌を求めて旅をする物語・・・、寺山修司の映画を原作としてバレエと演劇が融合した舞台になっています。
次々と登場するダンサーが、トウシューズで踊ったかと思えば、裸足にもなり、またモダンダンスチームは、独特の「草迷宮」ムードを作り出していきます。俳優も出演しますが、踊りながらセリフを言うダンサーたちもいて・・・。
ミュージシャンに、音という言葉があるように、ダンサーには、ダンサーの言葉があるのだと実感します。肉体と精神を集中しつづける２時間に及ぶ舞台の本番は、１０月１７日～２０日まで、東京芸術劇場小ホールにて。ダンサーの息遣いが聞こえるような空間で、その素晴らしさを体感して下さい！