我ながら、異色の取り合わせで舞台のはしごをしました、島岡美延です。恋人に裏切られる悲劇のヒロイン「ジゼル」と、こちらも恋焦がれて幽霊になって男に会いに行く女の物語「怪談牡丹燈籠」です。
東京バレエ団の「ジゼル」は上野水香。ダンサーとしての心技体が充実したタイミングでの初役です。1幕の可憐な村娘は踊りはもちろん、マイム(演技)にも心奪われ、2幕で亡霊になってからは、それこそ宙に浮くような軽やかさで、せつなさ、一途さを全身全霊で表現しました。初めて生で見た水香、ブラボー!
「怪談牡丹燈籠」は、三遊亭円朝の原作から脚本を作り上げた加納幸和(演出、出演も)による花組芝居の舞台(15日まで池袋あうるすぽっと)。幽霊の場面が有名なこの作品、実は、仇討ちの物語が、同時に進むのが原作の魅力。加納さんお得意の鮮やかな物語の組み立て、男性だけの「花組アンサンブル」が見事です!
東京バレエ団の「ジゼル」は上野水香。ダンサーとしての心技体が充実したタイミングでの初役です。1幕の可憐な村娘は踊りはもちろん、マイム(演技)にも心奪われ、2幕で亡霊になってからは、それこそ宙に浮くような軽やかさで、せつなさ、一途さを全身全霊で表現しました。初めて生で見た水香、ブラボー!
「怪談牡丹燈籠」は、三遊亭円朝の原作から脚本を作り上げた加納幸和(演出、出演も)による花組芝居の舞台(15日まで池袋あうるすぽっと)。幽霊の場面が有名なこの作品、実は、仇討ちの物語が、同時に進むのが原作の魅力。加納さんお得意の鮮やかな物語の組み立て、男性だけの「花組アンサンブル」が見事です!