「せっせとはたらく」とは驚いた。
![](/images/clear.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/3a/5c1ac830d84587bf0e38c93055f009df_s.jpg)
書き下せば「鵠(こく)を刻(こく)して鶩(あひる)に類(るい)す」と読む。
白鳥を彫刻しようと彫ってみれば、アヒルくらいのものはできる。つまり素敵な人をめざそうと思えば、それに近づくことはできるというこである。
心に仏を彫ってみよう、そうすれば仏にはならなくても、仏さまっぽいものは彫れるはずだということである。
で、アヒル(鶩)という字の解字を何気なく読んで、笑ってしまった。
[大辞林]にはこうある。
「鳥+(音符)務(せっせとはたらく)の略体」
ぎゃははは。鶩(アヒル)とは「せっせと働く鳥」のことだ。
白鳥のように優雅でなくたって、心の中に、せっせとはたらく鳥が彫れればたいしたものであろうと、ニンマリしている坊主である。
どうでぇ、みなさんも、心に白鳥を彫ろうとしてみちゃいかがですか?
さて、私も、今日もやるべきことにせっせと取り組むことにしよう。ガーガー。がはははは。
![](/images/clear.gif)
![](/images/clear.gif)