「ルールに縛られない」というルール

『気にしない練習』(三笠書房・知的生き方文庫)の筆者贈呈分が届いた。56刷!ビックリすると同時に、つくづくありがたいと思う(否、思っているだけではいけない。あらためて「ありがとうございます」とお礼申しあげます)。
 こうして本を書いている間は、より身近な例で仏教的な考え方や生き方をお伝えするために、ブログを書きつづけないとな・・・増刷分を手にしてそう思った(が、次の本の中で「自分で作ったルールに縛られていませんか」という項目を書かなければならないのだから厄介である。うはは)。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


それぞれの思惑(おもわく)

 法話動画を見てくれた友人から、カメラのマイクを別付けしたほうがいいとアドバイスをもらった。私のカメラは外付けマイクの端子などついていない15年前のデジカメだ。
 そこで、15年ぶりにデジカメを買うことにした。画面が明るく、マイクが別付けできて、モニターが引っくり返って自分が見えるもの--これを午前中4時間かけて勉強した。それをもとに、どのカメラがいいのかをネットで調べたが埒があかない。
 時間がもったいないので、商品知識が豊富で親切な対応をしてくる店員さんが多いヨドバシカメラへ向った。店員さんが声をかけてくれたので、条件を伝えたら3分で決まった。
 出かけて30分で帰宅すると家内が「もう買ってきたの?そんなに高いカメラ!じゃ、ポイントもたくさん溜まったし、火曜日にはいい動画が撮れるわね」と嬉しそうに言う。あはは。
 家内にとっては(私のポイントを使って家電を買うことがあるので)大事な問題らしいが、私にとってポイントはたいした問題でない。いわんや、機材の値段と動画の内容が比例することはまずあるまいと思われる。うはは。コロナ禍中もっとも高価な買い物をして、少しだけ幸せな気分になった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


仕切り直し

 やっと編集者と会って打ち合わせができた、宇宙の本(その後の一杯で昨日は二日酔い・・・。どはは)。この本に対する私の勇み足は結果的に良かったようで、それを踏まえてコンセプトが固まりつつある(私の書いた原稿は白紙撤回だが、この原稿は必ず別の形で面白くなる)。筆者としては仕切り直しだが、軽く、楽しく、わかりやすく、勉強になる一冊になると思う。
 二冊(時々三冊)の同時進行の日々が8カ月ほどつづくけれど、それもこの時代を、この年齢で迎えたという巡り合わせである。「物事は時と人が揃わないと動きださない」の格言を我が身に重ね、ご恩返しのつもりで、肩の力を抜いて楽しくやろうと思った。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


ドーナッツを食べるとき

 ドーナッツを食べたくなった理由は明白である(長男がさっき、隣のドラッグストアで買ってきてくれた)。穴を確認したくなったのだ。【穴】は「実在するものではなく、周囲の存在によって存在を許されるという珍しい存在。ドーナッツやレンコンは食べると穴がなくなる」と筒井康隆著『現代語裏辞典』にある。ぎゃはは。
 穴は単独では存在できない。周囲によって穴が出現するのだ(実在するのは周囲だけだ)。私も、あなたも、すべてはすべからく穴のような存在なのだ---あらためてそんな仏教の教えを確認したくてドーナッツを食べたいと思ったのだ(心やさしい人は「和尚、自己存在を確認したくなるようなことが、何かあったの?」と心配してくれるかもしれないが、そんなことはゼンゼン、起こっていない。あはは)。
 ドーナッツを食べると、穴も食べたことになるのだろうか・・・まるで「お悩みメリーゴーラウンド」である。どはは。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ちょっと弱気になったなら

段ボール地蔵の密蔵院居残り組みの数が少なくなったので、時間を見つけて補充している。今朝一番で12枚書いたのは『今日も 命の第一線 我が人生の 最前線』。この言葉は数年前、先輩からの「健康に自信がなくなり、数々の役をおりることにした」という手紙の返事で、励みになればと思って使った言葉だ。
私たちは、生れてから「命」と「人生」の線を引きつづけながら、今日も、その最先端を引いているようなものだと思う。「まあ、言われてみればそうだけどね」という”そもそも論”的な言葉だが、私にとっては、少し弱気になった時にあらためて見たり書いたりするとパワーが復活する言葉だと思った(心やさしい方は「和尚、何かあったの?」と思われるかもしれませんが、これといって、弱気になっているわけではありません。ぐはは)。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


なぜ歌うのか

 毎週火曜は「お題拝借法話動画」アップの日。満を持して・・・ってぇほどのモンじゃありませんが、いちおう私の専門分野の「ご詠歌」。「人はなぜ歌うのか」からの4分20秒。気軽にお付き合いください。https://youtu.be/TjuODYnkFaw
 次の募集お題は、秋と言えば・・・。秋と聞いたらどんな事(物)を思いだします?それを仏教という台所で調理して、法話動画に仕立てます。これまた、気軽にご応募ください。
 なお、ご詠歌をもっと聞きたい方は[You tube 東京神奈川教区]で検索してください。別の先生が唱える一曲を所作つきでご覧いただけます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


18/750

掲示板に貼る「なぞなぞ」のストックが少なくなってきたから、補充しようと本を買った。750問収録の本だが、私のメガネに叶ったのはそのうち18問だった。まあ、こんなものだろう。中でも「この問題いいなぁ」と思ったのは「ヤリはヤリでも、やさしい人が持っているヤリは?」。実際に掲示板に貼る時は「ヤリはヤリでも、やさしい人が持っている、かるくないヤリは?」にして、解いた人の心に温かさが残る「なぞなぞ」にしようと思った。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ETとYODA

朝、住職室の机の上に、見覚えのない頭のないETのフィギュアが置いてあった。ふと床を見ると、ヨーダの頭が転がっている。首がもげたのだ。しかし、ヨーダの首はこんなに長くない。首のバネを伸ばしたなぁ~と誰かのせいにしようと思って、試しに差し込んだら頭蓋骨内部の頭頂部にくっついて、馴染みのあるマスターに戻った。朝から、ドキッ!グヘッ!ニッコリ!の8月23日(日曜)である。どはは。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


勝手に「仲間」

写経の本を2冊書かせてもらっているし、密蔵院のホームページには自由にダウンロードできる蓮台の写経用紙と地蔵プラカード写経用紙(写真)がある。編集者やウェブデザイナーからは「写経したものをどうすればいいかを説明してください」と言われる。そりゃそうだ。だから、書き手の責任として「密蔵院へ送っていただいて結構です」と書き添えている。送っていただいたものは本尊さまに足元に納めて、「奉納経」の証を書いてお送りする。何かしらの願い事を仏教と結びつけて処理しようとしていらっしゃるのだから、坊主の私にすれば「いつでもどんなことが起こっても、心おだやかでいたい」と願う仲間ができたようなものだと思えて嬉しい。昨日、伊予の八幡浜から一巻(お経は(かん)で数えます)お送りいただいたので、久しぶりに「奉納経」の証を昨日付けでハガキに書いた(写真)。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


飛べない天ぷら

「海老を買ってあるから夕飯はエビフライね」と家内が言うから「エビフライと何?」と聞き返した。
「何って何?」と言うから「エビフライはミックスフライの中の一つであって、単独では存在できないんだ」と解説した。
「じゃ、ピーマンの肉詰め」と突飛なことを言うから「それは単独で存在できるので、ミックスフライの仲間には入れないよ」と丁寧に説明した。
埒があかないので、ネットで画像を調べてリスト[エビ、鰺、クリームコロッケ、はんぺんwithチーズ、カキ、ささ身with大葉、白身魚]にして渡した。
「白身魚・・・ああ、冷蔵庫にチクワがあるわ」と本気モードで言うから「それなら海苔をまぶしてくれ」と言って気づいた。私が言っているのは「ノリベン」に入っているチクワの天ぷらである。天ぷらは飛べないので、フライの仲間には入れない。ごまかし半分に「 ミックスフライは三種類以上の具材の盛り合わせなんだ」と言ったら「面倒くさい奴だ」という顔をされた。あはは。タルタルソースくらいは私が作ります。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ