「さしすせそ」と「ちゃちぃつぅちぇちょ」と納まり

 もともと右上の奥から三番目の歯がなく、ブリッジだった。
 そこへもってきて、昨日は奥の二本を抜いたから、さあ、たいへん。

 上顎の右は正面から五本しか歯がなくその奥は、空洞というありさま。

 昨日のお通夜でも、今日のお葬式でも、少しでも注意をおこたると、空気がドッと抜けて、「さ行」がすべて「ちゃ行」になって発音されるというキッカイさ。

 歯がそろっている内は、上下の歯の中にきれいに納まりつくしている舌が、だらしのないのもで、右奥の4センチの隙間からベロンと出ようとする。ここから舌のことをベロというようになった(嘘である)。

 枠組みがはずれると、だらしなくなるのはベロだけではあるまい。アメリカのナンチャラリークのニュースもしかり、私たちの人生もしかりである。

 枠組みがはずれても、だらしなくならないような心を形成しておきたいと思った。空(くう)に納まる、仏法に納まる、仏に納まる・・・。仏さまの着ぐるみを着てみるものいいかもしれぬ。
 舌足らずな文章ですみません。
 あ歯歯 歯歯   歯歯  歯。 

 明日は「写仏の庭」。13時ー15時。19時ー21日時でございます。
 お手本は倶利伽藍剣を持ったお不動さま。今年一年の煩悩を断ち切る所存であります。
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