煩悩を吹き払う智恵の風

HPを作ってくれている担当のNさんから「『感性を磨く練習』について、こんな書評が紹介されていますよ」と連絡をいただいた。
「感性」を磨くと人間関係も円滑に? 住職が教える「コミュニケーションのコツ」https://www.lifehacker.jp/2018/07/book_to_read_communication.html
さすがに担当者、よく見つけてくださる。ついでに検索したら、8月8日に出る本の情報がすでにアップされていた。『心が晴れる知恵 ~下町和尚が教える、気持ちの切りかえ方~』。心に沸くマイナスの感情を、仏教が説く智恵の風で吹き払っていただこうという一冊。伊坂孝太郎ワールドに影響を受けて、今まで以上に比喩に情熱を注いで書きました。ぐはは。オビの「軽やかに、ユーモラスに説く」は、そのあたりから出た言葉だと思います。お楽しみに。

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磁石とコンパスの狭間

来週次の本が出版されるのだが、今書いているのはその次の本の原稿。執筆期間は4カ月をもらっているが、書けるうちに書いておかないとアタフタすることになるから35字×27行を今日は4本。その中で「向き不向き」について触れる箇所があった。そこでちょっとした問題が発生した。
〔問題〕写真の機械を何と言うか。--である。磁石?コンパス?しかし、磁石は鉄をくっつける磁石もある。コンパスは円を描くコンパスもある。では何と書けばいいのだろうと思案した。炬燵の部屋にいる長男に聞きに行こうと住職室を出たところでわかった。「方位磁石」である。あはは。ちなみに英語で言うと”magnetic compass"らしい。これまた日本語に翻訳するとマグネット・コンパスで、冷蔵庫にくっつく円を描く文房具みたいで妙な具合だ。さあ、今日の夕方は、お茶の水にある居酒屋へ、間違えないで到着できるだろうか。どはは。

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隅田川?宮戸川?大川?

昔は鎮魂のために打ち上げられたという、江戸隅田川の花火。台風の影響で今日に順延された。家内は「早く夕飯を食べて、花火が見える新中川の土手まで犬の散歩に行こうよ」と伴侶を誘う。行けばきっと「花火、綺麗ねぇ」と言うだろうから、「お前のほうが綺麗だよ」と返さなければならぬ。どはは。かつては、屋形船を浮かべて花火見物をするお大尽がたくさんいて、自分が惨めになるといけないので「隅田川の花火の日は、橋から川を見ちゃいけねぇ」と下町の貧乏人は言ってきた。あはは。蛇足ながら講談の台本には、隅田川は場所によって名前が変わるとある。曰く「東(吾妻か?)の渡しから上手を隅田川。東(吾妻)の渡しから厩(うまや)河岸までの間を宮戸川と言い。厩河岸から永代橋までを大川と言うんだ」である。この夏、彼女と花火大会に出かけるカレシ諸氏は、彼女が「うわぁ、きれい!」と言ったら、間髪をいれず「君には敵(かな)わないさ」と言うのを努々(ゆめゆめ)忘れてはいけない。あはは。

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サザエのお尻

今日のひとこと:「年を取るとだんだん根性が曲がってまいりまして、サザエのお尻のようになります」。あはは。こんど、サザエの壺焼きを食べる時、つくづく眺めてしまいそうだ。今日は友人のお寺の行事でお地蔵さまの絵配り。台風で参加者が少なかったので、お一人2、3枚の見当。みなさん喜んでくれて(というか、喜んでくれた人が持ち帰えってくれたのだが)、夜も寝ないで昼寝して描いた甲斐があったというものじゃ。ぐはは。

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腹立ち多ければ・・・

今日のひとことシリーズ(そんなものはやっていませんが)「腹立ちすること多ければ、まず自ら人に腹を立てさせないことを学べ。これ、腹立ちを少なくする妙薬なり」。ぐはは。500ページの本の中には、こんな名句がさらりと出てくる。それを見つけた時の喜びといったらない。写真は友人が送ってくれた金魚鉢のペーパークラフト。心の風通しをよくして、涼しさも運んでくれる、ダブル効果である。

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地球から火星まで歩いて行くと・・・

年末あたりに出るはずの本で、「毎日スマホばかりいじってしまう」という人のための一項目を書くことになっていて、今日書いてしまおうと資料の一部をネットで集めた。
火星まで時速5キロで歩いて行くと一番接近した時でも1000年かかるそうだ。月までは約9年である。その周辺の情報を調べたら、地球と月までの約38万キロの間に太陽系のすべての惑星がほぼ綺麗に納まるらしい。さて、調べたことが本の文章の中でどう使われるのか・・・。それは本が出てからのお楽しみでございます。あはは。それにしても、本を書くというのは地味で、孤独で、愉快な作業です。ぐはは。

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ついにクマゼミ。

何年か前に大阪市内に宿泊した時、朝、クマゼミの声で起こされたことがあった。「こんなものが東京に来たら、エライことだ」と思ったのを今もおぼえている。仲間に聞くと、六本木や横浜ではすでに数年前からいるらしいが、江戸川区でこの騒がしい声をはっきり認識したのは一昨日が初めてである。密蔵院の周囲にはまだ2匹しかいないようだ。午前中しか鳴かないし、一声鳴くと必ず移動するという習性は可愛げがあるものの、さてもさても、どのように折り合いをつけていくことになるのだろう。

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タイヤチューブの浮き袋

この暑さの形容はいくらでもあるだろう。今日思ったのは、炎天下に駐車した車の黒タイヤは熱吸がいいので、パンパンに膨張しているのではないか、だから急ハンドルを切ると破裂するのではないかと不安になるくらいの暑さ--である。そういえば、タイヤチューブを使ったゴムの浮き袋を最近見なくなった。

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明日は「法話の辻」。16時~18時。

ホームページを作ってくれている会社の担当者から「名取さん、イベントを告知したらイベント終了後に、報告記事を書かないとイベントに来る人が減ります。だから、事後報告を書きなさい」と言われ続けている。しかし、イベントが終わってしまうと次のことが書きたくなる。ぐはは。
ということで、今日の告知は、普段より一週間早く明日行う「法話の辻」。午後4時~5時は本堂。5時~6時は客殿でお酒やお茶を飲みながらのフリートーク。本堂で行うワーク「仏道てくてく」のお題は、「昔はこう思っていたけど、実は違っていたこと」です。「親友は裏切らないと思っていたけど、実は裏切る親友もいる」とかナンチャラです。
上野寛永寺の鐘楼堂の柱に昇天の竜を彫ることになった左甚五郎。出来上がったものを作業小屋に下検分に来た作事奉行が、「これは龍などではない。シャコの化け物じゃ」とバカにします。それを聞いた甚五郎は言います。「俺が聞いたのは、9尺あがったところにある鐘楼堂の柱に据えつけて、下から見る彫り物だ。あんたは自分の目の高さで見ている。目の高さで見るものと、9尺上にあるものを見上げるのとでは、彫り方が違うんだ、べらぼうめ」--ということで、「思っていたものと実際は違っていた」ものを参加者でシェアしようという魂胆。もちろんパスもありです。「札幌時計台」とか「高知はりまや橋」なんかは駄目ですよ。あはは。皆さんでシェアしたいのは、実際のことがわかって人生が良く展開するようになったことです。

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無い噂の種を蒔くようなこたぁ、しちゃぁ、いけねぇ

夕べ、私と同じ日に買った家内と長男二人のスマホの調子がひどく悪いので機種変更にアキバまで行った。名義人が同席しないとダメなのだそうだ。契約変更までいて最後のサインをして私は階上のタワーレコードへ。店内をブラブラ歩いていると、ジャジーな四枚(すべて3枚組)に目がとまったので、この夏の原稿書きのBGM用に購入。今日になってアイボッドに落としながら引き出しの中の名刺を整理していると、もう顔さえ覚えていない方の名刺の裏に私の走り書きがある。「無い噂の種を蒔いたり、育てたりしちゃいけねぇ」である。いつか使ってみたいと思ってメモしたにちがいない。あはは。

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