西国(さいごく)巡礼。

明日から、西国の巡礼第一番からスタート。同行24名。3泊4日です。

どんな、生きた観音さまのような人に出会えるでしょう。楽しみです。

携帯からブログアップの設定はしたのですが、かなりアヤフヤです。できなかった時は、ご容赦のほどを願います。 ┏〇"┓
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手拭い洗いは

この夏から、手拭いがマイブーム。

いままでは「こんなもの、イマドキどう使うんだ」と思っていたのが恥ずかしい……。

ズボンのお尻のポケットに入れると,1センチほどはみ出る。柄が見える。粋!である。

白衣の袂(たもと)から、長方形に畳まれた手拭いを出して、軽く汗を押さえる。手拭いが、指を伸ばした手の長さと同じくらいなので、自然と指が伸びる。これまた粋!である。

朝、その手拭いを洗面所で石鹸を使ってクチュクチュと洗う。簡単に洗える。「僕にもできた!」である。
固く絞って伸ばして、衣紋掛けにかける。タオルのようにずっしりせず、まだ乾いていないのに、軽やかである。粋!である。サラシだけに、さらしモノとはこのことだ。

お昼にはもう乾いている。このそそっかしさが、また粋!である。

 だが、考えて見れば、坊主が粋を目指すことはない。
 粋ではなく、より良い「生き方」を目指せばそれでいいはずだ。
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肩凝りに

ここ数週間、肩が凝っている。
アメリカからの10時間の飛行機が原因らしいことは分かっている。

そこで、やはり分かっている肩凝り解消法の半身浴をした。
思い切って30分。私にしてみれば30分湯船に漬かっているというのは上出来である。

楽になった。

そこで、さらに解消させようと、手を肩にあてて、血行が良くなり、筋肉が柔らかくなるイメージをして、お薬師さまの真言の冒頭の「オンコロコロ」とつぶやく。

もっと楽になる。

真言とイメージトレーニングの合体訓練(これを修行と言います)の賜物だ。

『般若心経、心の大そうじ』は、おかげさまで5刷りが決定したそうです。
多くの皆さま、拙著をお読みくださり、ありがとうございます。 合掌
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カンボジアツアー報告

 今なお900万個も残ると言われるカンボジアの地雷(この国の地雷のタチの悪いのは、居住地域にも埋設されていること)……。
 その地雷などのために親をなくした子どもたちの孤児院の一つがNCCLA。
ところが、ここの子どもたちが、素晴らしく明るいのです。

 その明るさに感動した日本の若者たちが、彼ら(クメールダンスをやっています)を日本に呼んで、その元気と明るさと笑顔を日本人にも伝染させようとしています。
 称してカンボジア・ジャパンツアー。今年が3回目でした。
 
 密蔵院は、8月のお盆あけ、東京のイベントの宿泊場所になりました。
 カンボジアの子どもたちとその付き添いのカンボジア人25名。彼らをサポートする日本人のボランティア30名近く。
 総計60人近い人が3泊密蔵院で過ごしてくれました。

 そのツアーの報告が、まとまりました。
 実行委員長の、流山のえりこさんがまとめてくれました。
http://japan07.seesaa.net/

イキイキとした子どもたち、そしてそれを明るく支えてくれたスタッフ日記でもあります。

 お寺がその伽藍を使い何ができるのか、そして僧侶に何ができるのか……。その大きな可能性が見えてきたキッカケになったイベントでした。

 密蔵院のお檀家さんや、信者さんからも、このイベントに対して多くの浄財をいただきました。おかげで、子どもたちの旅費、宿泊費、食費の全てを募金でまかなうことができたそうです。余剰金は、カンボジアに学校、井戸などを作る資金に宛てられます。ご協力、ありがとうございました。 合掌
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名月や……

満月
十五夜
望月
フルムーン
暗い夜空に、欠けることのない、皓々(こうこう)たる満月。

仏教では、心の闇を照らす完全な智慧を表します。

その満月をイメージする『月輪観(がちりんかん)』という瞑想法も伝わっているほどです。

昨日はその月を、東京湾の真ん中、海ほたるパーキングで見ました。真上に上がった月よりも、松の木越しや、ビル群越しの月の方が風情があることが分かりました。

そして、今宵は十六夜(いざよい)の月。秋の気配を感じるために、今日も外で夜空を観ようと思います。
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AとBの関係

 密蔵院の北隣に、明後日(27日)開店のドラッグストア「ウェルシア」。背中合わせの格好になります。

 やっと今日、看板が取り付けられました。

 芍薬畑が無くなって半年。あと数年もすると、ここが芍薬畑だったことを忘れてしまうかもしれません。

 大きなドラッグストアですが、車で三分圏内に三軒のドラッグストア、五分圏内なら七軒になります。

 どうして、『さお竹屋がはなぜ潰れないのか』と同様に、やっていけるのだろうと思いますが、そこが「経済」の不思議な所なのでしょう。

 えっ?お寺はなぜ潰れないか?

 それは檀家さんが支えているからです。

 さて、これから密蔵院の案内がいくらか楽になります。
「角に大きなドラッグストアがあります。その裏です」とは口が避けても言いたくない。密蔵院の裏がドラッグストアだからです。

 ドラッグストアは、密蔵院の裏。
 密蔵院は、ドラッグストアの裏。 

 主語によって、微妙にニュアンスが異なります。今後どういう展開になるんでしょう。楽しみにしましょう。
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そして、58地蔵。

お檀家の当家よりも、ご親戚の方のお参りが多いのが
お彼岸の中日の特徴。
あるいは、ご親戚の付き添いを兼ねて入りの日に続いて二度目のお参りになる檀家さんが多いもの、一つの特徴です。

くわえて、お墓参りツアーをされるのが多いもの、今日の特徴。
「これから、あと三軒お参りです」や、
「今日は、密蔵院で三軒目です」といった言葉が二十人くらいの方から聞かれます。

密蔵院は彼岸の入りの日以来四日間、お線香の香りが断えることがありません。
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百地蔵

お彼岸の前半は、玄関でお線香つけをかねて座っていることにしています。
で、人が来ない時には、お地蔵さまを描いています。

今日は、軸に仕立ててある白い紙に、100人のお地蔵さまを描こうと挑戦。
結局58人しか描けませんでしたが、色とりどりの涎掛けをした58人のお地蔵さまが整列する構図はなかなか壮観です。

24日まで密蔵院で、ご覧いただけます。
その後は、銀座の画廊に出させてらうことにします(写真は明日アップの予定。銀座の画廊の件は後日アップします)。

それから、今日は危うく本堂横のごみ箱がから火災になるところでした。
お線香入れの灰を、お花を包んできた紙の中に入れて、お捨てになられたようですが、
灰の中に火のついたお線香がまだ残っていたようです。
火のでる寸前で発見できましたが、お参りの方は、十二分にご注意くださいますようお願い申し上げます。
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虫と痛点

虫と痛点の関係をご存じだろうか?

今日の次男(20歳)の言(げん)によれば
「虫って、痛いって感じる器官がないんだって」
である。

 オドロキである。

 「足を引っこ抜かれたらどう感じるんだ?」と聞いたら、

 「なんだか不自由だな……としか思わない」と言うのだ。

 虫は痛みを無視か?

 こんなに、納得できない話を聞いたのは久しぶりである。

 明日から、虫を見る目が変わりそうである。

 しかし、私はやはり、自分の痛みも含めて、人や虫の痛みも感じられる人でありたい……と思う。
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彼岸の入りは写仏展

お彼岸は……
寒さ、暑さの峠道。

暑さの峠が秋彼岸。
さすが、峠だけあって、今日の東京は暑っ!

私は基本的に、彼岸の前半(今年は24日まで)は、玄関に座ってお線香点けです。

ですから、私にお線香を点けてもらった檀家さんや、その親戚は
「5分で見られるから写仏展、お墓参りが終わったら見ていってくださいね」と半ば強制されることになる。ぎゃははは。

実際にご覧になれば、5分で帰る方はいない。
それだけ、力作が揃っているということだ。

密蔵院の客殿は、単なる座敷ではない。教室になったり、運動場になったり、宿泊所になったり、ギャラリーにもなる。
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