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密蔵院の北隣のドラッグストアー、九月は「たばこ2カートンお買い上げの方に、ティッシュ5箱プレゼント」とある。
タバコ店やコンビニのように、一つか二つ買ってもパッケージの中に、携帯灰皿やロゴ入りライターがあるものはない。
だいたい、タバコを吸わない家族にとっては、そんな携帯灰皿やライターなどなんの興味もない。
で、一度にタバコを20個も買った家族への冷たい視線を、ティッシュ5箱でかわせるのではないか・・・そう思うのは私だけか・・・・。わははははは。
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台風の運んできた潮風で、境内にあるイチョウの南側の葉やギンナンが毎日、たくさん落ちる。
今朝その掃除をしていたら、イチョウの木の上に巣をつくっているカラスがやたらと騒ぐ。
まるで二羽で夫婦喧嘩をしているみたいだ。朝機嫌が悪いのは、人間の赤ちゃんだけではないらしい。きゃははは。
あまり騒ぐから、その様子を垣間見ようと目を凝らして、原因がはっきりした。
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黄色く色づきはじめたギンナンが、樹上にまだ数千個ある。
その匂いが原因だ。あんな匂いの中に家があるのだ。
そういう事情だから、機嫌が悪いのも当たり前である。わははは。
すでに落ちたギンナンのうち、100個ほどの皮むきを娘が今日やってくれた。
身体に匂いがついていないかどうか心配らしく「私、ギンナン臭くない?」と聞くから、「いいや」と答えた。
実は娘が洗って干したばかりのギンナンの皮むき具合を調べるために、私はギンナンを素手でゴロゴロまぜて、私の手のほうがずっとギンナンくさくて仕方がないのだ。娘の匂いなどわかるわけがない。
ギンナンの匂いに閉口したのは実は私なのだ。こうしたわけで、カラスの機嫌が悪いことも察知できたわけである。
明日は「たばこのおまけ」でご機嫌をうかがいます。
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今日の「写仏の庭」のお手本は、お不動さま(不動明王)。
密蔵院の本尊さまのお不動さまは立っていらっしゃるけど、お手本のお不動さまは座(ざ)していらっしゃる。
お不動さまは、いつだって、「しっかりせんか!」とおっかない顔して励ましてくれている、私にはありがたい仏さまである。
もちろん私の心の中で、もう一人の私が「しっかりせんか!」と言ってくれていて、それが本尊に投影されるのだと思う。私はそれほど、本当の自分を信じている。
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なんだか、どうなっているのだろうというくらいの午前中のアワタダシサ。
家内は早朝から実母の病院の付き添いに出かけ。
そうしたら、やたら仏教の教えだけにはくわしい、病的そう状態の近所のオジサンが入って来て子供たちが対応。やがて客殿で寝てしまい・・・。
その間に私は生命保険加入のための問診に出かけ、もっていくべき書類を忘れ再び家にもどったが、とにかく検尿容器の内容物がだそうにも出ず、待合室でしばしマンウォッチングして用事をすませて、
寺に戻れば、そう状態のオジサンは、起きて副住職相手に大きな声で、かつて自分が学んだ仏教についての講釈の真っ最中。
どうしていいかわからない奥さんが迎えにきた。かなり疲れている様子。車で30不ほどの救急扱いなら受診できる病院をあたったが、病院曰く「かかりつけへ行ってくれ」。
とうの本人は、相変わらず昔とった杵柄を振り回して、そう状態。「病院なんぞには行く必要がない」の一点張り。どこまでが真実かわけがわからん。
とにかく入院させたいという奥さんの意向を汲んで、副住職がかかりつけの病院へ行こうとして、
「家まで車で送る」と嘘を言えば、「家などすぐそこだからお手を煩わせるには及ばぬ」と答える。
理屈はわかるオヤジサンのこと、仕方ないから、「せっかくこうして若い住職が、家まで送るって、車を表へ回してきたんだ。恥をかかせないで、素直に車にのっちゃどうだ」と啖呵を切った。
「住職、副住職のお慈悲に感謝します」とどうにか、車に乗ってくれた。奥さんを助手席にのせて、一時間ばかりの距離の病院へ行ったはずだが、5時間たった今でも帰って来ない。携帯は通じるようにくなったから、とりあえず、暴れて事故にはなっていないようだ。わははは。
若い時のプライドをそのまま野放しにして、老後に突入すると、このようになのるだなと、思い知らされた。
もちろんご本人のために申し上げるが、このオヤジサン、あくまで本人の意志ではなく、病気である。
お寺は色々な人がいらっしゃいます。たまたまその場にでっくわしても、ビックリしないようにお願いします。
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四泊五日で遊び来てくれた娘の年上の友人。三歳の男の子と六カ月の男の子をつれて来てくて、すっかり”じじい”ぶりを楽しませてもらいました。ほんき、ゆかいだった。
こうして、小さな子供が遠くから来てくれると、つい歩いて3分のところにある西松屋へいきたくなります。そうでもない限り行くことがないからです。もし近所にトイザラスや赤ちゃん本舗があったら偉いことになります。
親から「甘やさかないで!」と怒られるからです。ぐははは。
さて、お寺としてはもう夕方からお彼岸は終わりモード。通常パターンに戻り、今宵は密蔵院でのご詠歌。
「寒さ暑さの峠道 越えて春風秋の空 彼岸七日の供養には 植えよ悟りの花の種」(一番の歌詞)
しっとりした季節のはじまりです。自分の心を見つめるのにもいい季節。マイナス思考は考えものですが、普段より少し深く自心を探っていきたいと思います。
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10月に出る予定の次の本作りも、いよいよ最終段階・・・。
筆者の校正は、なかなか厄介だ。自分では行間の思いを知っていて読みとばしてしまうからであって、そこはしっかりした校正者、編集者が入らないと、意味不明の箇所が随所に現れることになる。
まあ、これは何も文章だけにかぎられることではなく、人間関係全般に言えることだ。こちらは分かっているつもりでも相手には????ということが往々にしてあるものだ。
だから、プロの目が入ってからの筆者校正は、とてもありがたい。「なるほど、ここが説明不足なのだな」とあらためて教えてもらう形になるからである。
で、今日は筆者の最終校正になるだろうと思いながら今一度読み返した。くわえて、久しぶりにお地蔵様を描かせてもらえることになって、それなりに頑張って、楽しんで描かせてもらった。遊び心が入った、カバーデザインもとってもいい、ホンワカした本になりそうだ。
残念ながら詳細はまだお伝えできません。うははは。ごめんなさい。
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後半の三連休初日。初日であり、彼岸の中日だ。
まるで入(い)りと中日が一緒に来たようなお参りの方々。「にぎわう」という言葉が適していた密蔵院だった。
私は途中で、他のお寺の彼岸法要の法話担当で、少々お寺を離脱。今日のお線香点けはほとんどが副住職が担当していたようだ。
こうしてすこしずつバトンタッチをしていくのだと思う。
中学の時のとなりのクラスが今日、クラス会だという。クラスは違うが二次会からの誘いがあったが、さすがに16時30分にあわせ寺を抜けるわけにはいかないから、19時から三次会からの出席である。
一気に40年近くのタイムスリップ。ワクワクである。当時のニックネームや苗字の呼び捨て・・・。こういう仲間は無条件で楽しい。
楽しいと思えるのは、やはりその時に、公明正大に生きていたからだと思う。イジメなどがあって、荒れていたクラスや学年ではそうはいかぬ。
大学卒業後に教師をしていた高校。担任を任された一年生のクラスは、私の指導力欠如によって、大いに荒れていた。辞職を決めて、生徒にそれが知れたときに、彼らに言った言葉を今でも思いだす。
「お前ら、こんなクラスで、十年後、あるいは二十年後に、どうやってクラス会をやるつもりだ。こんなクラスじゃ、幹事がよびかけてもだれも集まらないよ。集まったって、昔のいい思い出なんか何もないじゃないか。二年になったら、ちゃんと将来クラス会ができるようなクラスにしろよな」
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東京は台風一過、散乱した葉っぱの掃除で、今日の我が家の朝食は午前10時を過ぎていた。
さすがにお参りの方は多い。
ほぼ、すべてのお墓に花が供えられている。お盆は7月と8月に分散するけれど、この時期は墓地が一斉に花畑のようになるから好きである。
そんな中の、本堂には88カ所の本尊さまの写仏たち。その仏たちにぐるりと取り囲まれての「読経の庭」は、なんとも暖かい雰囲気だった。
お経をあげて、話をきいてもらって、お茶を飲んでいただいて、約80分。いい時間である。
今日から数日、愛知県の若い友人二人姉妹が、3歳とハル君と6カ月の赤ちゃんユウ君をつれて遊びにきてくれている。
ジイジと呼ばれることに少々戸惑いはあるが、まあ私と家内の訓練である(家内はオバサンと呼ばれている)。ぐはははは。
明日は中日。天気も上々のようで、形は無くなってしまった人たちへの思いにあふれる方々と、お線香の香りで境内が充満する。今の日本では、やはり、お寺は聖域だと思う。
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ぎりぎりまで待機していましたが、電車も止まっているし、雨はともかく、風がますます強まってくるため、今日の聲明ライブは中止になりました。
たのしみにしていたみなさま、申し訳ありません。
来月は、13日(木)、かのんぷ♪のお二人と一緒です。
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お彼岸二日目、台風ドンピシャ!!さすがにお参りの方は非常に少ない。
自然の猛威の力と同じ力で私は生きている・・それを実感できるので、私はこういう日は嫌いではない。
そしてまた、人の可愛らしい失敗と、自分の慌てん坊さも嫌いではない。
東京は寒くなったので、さすがにシャワーというわけにはいかず、お風呂を仕立てた。
身体をあたためるのが目的なので、私は湯船から上半身を乗り出したまま、たいして無い髪の毛を洗う。
加えて、我が家は五人家族、プラス居候が一人いるので現在6人体制だ。
これだけの人間がいればシャンプーの数も、誰か何を使っているのか私にはわからないくらい多い。
それがシャンプーなのか、コンディショナーなのか、ボディソープなのか、老眼だから、尚更よくわからない。
ただ、男性群の習性としてシャンプーのボトルは青系だという漠然とした先入観がある。
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私は誰彼かまわずに使わせてもらう。坊主頭だから少量でいいからである。
昨日もその調子で、湯船から手がとどく青いボトルのシャンプーに手を伸ばして、二押し。
洗いはじめて「ありゃ、こりゃ娘のシャンプーかな」と思うほど、香りが良かった。
いくら少量でも、その香りから、「お父さん! アタシの使ったでショ!」と文句を言われるのを覚悟してそのまま使った。
で、あんまり、香りがいいので一体何の香りだろうと思ってラベルを見てみどろいた。
小さく犬のイラストが描かれているではないか。なんだ、俺は犬用のを使っていたのだ。
写真はいつも使っているメリットシャンプー(左)と、ワンコ用(右)である。
先週、犬を洗った娘が風呂場に説きっぱ置きっぱなしにしていたのだ。
ちゃんとしまってヨ!
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