法話のcrossroad
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そう、明日は16時から一時間。二カ月に一度の、皆さんの人生と、仏教の交差点になればと思ってスタートした「法話の辻」。参加は自由です。終了後、茶(酒)話会が一時間あります。
「これを聞いてみたかった」なんてことがあったら、どうぞ、お出かけください。
さて、この一週間は、奥歯の痛みに右往左往。先週遊びに来た娘の年上の友達の看護婦さん。
11人で宴会をやって、途中で私が薬を飲んだら
「和尚、何の薬?」
「歯が痛くてさ」
すると別の仲間が
「だってさっきからかなりお酒のんじゃってるしィ」
「あはは。いいんだ。お酒で麻痺はしてきたから」
すると件(くだん)の看護婦さんがアドバイスをしてくれた。
「和尚。歯はね、風邪とか下痢と違って、放っておいても治らないんだよ」
言われて、初めて気がついた。なるほど、そうである。ぎゃははは。
薬でどうにかごまかしていたが、明日は日曜、その後はお通夜、お葬式とつづくから、激痛に変化したらどうにもならぬ---そこで、無理やり診療時間を入れてもらって歯医者さんへ。
「ここまで様子を見てきて、この状態だから、月曜に体の状態が良かったらまずは一番奥を抜きましょう」
--状態が良かったら歯を抜くというのは、すぐに納得のいく言い方ではないが、歯をかみ合わせるたびにこう違和感があったのではたまったものではないから、ありがたい話である。
いったい歯医者のなかった昔は人たちは、この痛みをどのように克服してきたのだろうか。お釈迦さまや弘法大師だって、きっと歯が痛かった時があったであろうに。
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