これがないと仏教じゃないんです。1/3

 あまたある、仏教の教え。

 その中で「これを外したら仏教ではない」というのが三つあります。

 諸行無常(しょぎょうむじょう)
 諸法無我(しょほうむが)
 涅槃寂静(ねはんじゃじょう)

 これを称して「三宝印」(さんぼういん)と言います。

 もう一つ「一切皆苦」(いっさいかいく)を加えて「四法印」(しほういん)という場合もあります。

 さて、今日はHNごんべいどうさんのお嬢さんの質問に答えて、「涅槃寂静」から。

 これは〔煩悩を吹き消した心の状態(ニルヴァーナ)は静寂そのものである〕ということ。----つまり、「悟りの境地に達しても心おだやかでないのだ」と言ったら「仏教」ではあーりません、ということです。
 狭義には「生死の苦悩を滅して、心が安らかになること」でもあります。

 そんじゃ、明日は「諸行無常」(しょぎょうむじょう)で、いくジョウ。わははは。

 ※写真は万国共通の「仏教の旗」でござーい。
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