保健福祉の現場から

感じるままに

家庭内感染

2020年12月30日 | Weblog
12.29テレビ大分「”家庭内感染”の疑い相次ぐ 「体調不良者いる場合、家の中でもマスクを」 大分県」(https://oita.ikuze.net/detail?id=716585794468610048)。<以下引用>
<大分県は29日、新たに幼児や児童を含む男女15人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。家庭内での感染が疑われるケースも相次いでいます。大分県内で新たに感染が確認されたのは、10歳未満から70代までの男女15人です。居住地別でみると大分市が7人、国東市が3人、中津市、日田市、臼杵市、杵築市、豊後大野市がそれぞれ1人となっています。このうち、大分市内の10歳未満から60代までの男女3人は、28日に感染が発表された大分市の60代の女性の家族です。このほかにも家庭内での感染が疑われる人が4人、確認されています。年末年始は家族で過ごす時間が増えることもあり、県では「家族に体調不良の人がいる場合、家の中でもマスクをして欲しい」と改めて呼びかけています。県内の累計の感染者数はこれで654人となりました。>

12.30NHK「西村経済再生相「感染拡大続けば緊急事態宣言も視野に入る」」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201230/k10012791201000.html)。<以下引用>
<西村経済再生担当大臣は30日夜、みずからのツイッターで、新型コロナウイルスの感染がこれ以上拡大すれば緊急事態宣言も視野に入ると指摘し、年末年始は家族とのみ過ごすよう改めて呼びかけました。西村経済再生担当大臣は30日夜、国立国際医療研究センターの忽那医師とともに、みずからのツイッターに緊急のメッセージを投稿しました。この中で西村大臣は「このまま感染拡大が続けば、国民の命を守るために、緊急事態宣言も視野に入ってくる。何としても感染を抑えなければいけない」と指摘しました。そのうえで、年末年始は家族とのみ過ごすよう改めて呼びかけ、首都圏をはじめとする感染拡大地域からどうしても帰省する場合、年配の親には玄関先であいさつするだけにとどめ、家に上がらないなどの配慮をするよう要請しました。さらに、同級生など、ふだん会わない人との面会は控えることや、初詣の時期をずらすこと、それに、成人式のあとの会食や新年会は行わないことなど、感染対策の徹底に協力を求めました。一方、忽那医師は「東京の医療機関は大変、ひっ迫している。すでに、本来入院が必要な患者に入院が提供できないなど医療提供体制の破綻が起きている。これ以上の感染拡大は、ふだんであれば救える命を救えなくしてしまう」と訴えました。>

12.25「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000712473.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000712383.pdf)p29「軽症;多くが自然軽快するが、急速に症状が進行することもある」「中等症Ⅰ;低酸素血症があっても呼吸困難を訴えないことがある」、p30「診察時は軽症と判断されても、発症2週目までに急速に病状が進行することがある」はポイントの一つであり、特に高齢者同居では、静かな年末年始(https://corona.go.jp/proposal/)を実践したい(特に帰省者)。12.25「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000712473.pdf)p24のCOVID-19「無症状患者でも,ウイルス量は多く,感染力が強い」「ウイルス排出のピーク 発症日」を認識する必要がある。自費検査を提供する検査機関一覧(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html)が出ていたが、8.11NHK「島での感染拡大防止へ「おがさわら丸」乗船客にPCR検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200811/k10012561841000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_125)、10.19愛媛新聞「JAと八幡浜市、ミカンアルバイター確保支援 県外者全員 PCR実施へ」(https://ehime-np.co.jp/article/news202010190087)、8.7NHK「福島 平田村と古殿町 お盆で帰省の大学生などに無料でPCR検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200807/k10012555321000.html)のような事業としての対応も考えられるかもしれない。成人式が気になるからである。なお、7.21厚労省「地域で新型コロナウイルス感染症の患者が増加した場合の各対策(サーベイランス、感染拡大防止策、医療提供体制)の移行について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000651071.pdf)p5「重症化しやすい方以外の方であれば、新型コロナウイルスに感染しても症状が軽いことが多いため、通常の風邪と症状が変わらない場合は、必ずしも医療機関を受診する必要はない」の受診抑制・検査抑制ではない方が良い。5.8共同「味覚や嗅覚の異常は「軽い症状」に該当」(https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/239077)で「厚生労働省の担当者は、味覚や嗅覚の異常については専門家との検討により記載は見送った」とあり、5.8「相談・受診の目安」(https://www.mhlw.go.jp/content/000628619.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000628620.pdf)には、いまだに「味覚や嗅覚の異常」が記されていない。12.8「医療機関、高齢者施設等の検査について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000703307.pdf)の「重症化リスクの高い集団に接する医療・介護従事者で、発熱、呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感などの症状を呈している方々については、検査の実施に向け、とりわけ積極的な対応をいただきたいこと。」に、「味覚や嗅覚の異常」がないのは全く不思議としかいいようがない。7.28東洋経済「「職場内クラスター」発生を防ぐ合理的方策 専門家委員会のメンバーによる警鐘と提言」(https://toyokeizai.net/articles/-/364177)で「嗅覚・味覚障害は新型コロナウイルスの感染では1割程度に出るとされています。この症状は「感染している可能性が高いサイン」だと言われていますので、症状があれば休んだほうがいいでしょう。」(https://toyokeizai.net/articles/-/364177?page=2)とあるが、検査につなげるべきである。。12.25現代「「帰省前に自費でPCR検査」が危険であるといえる、これだけの理由」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78522)では「諸外国の政策を報道等で知る事となってからは、一般市民からは、日本ではCOVID-19の検査が十分に受けられない、といった意見も出ていました。しかし日本のこの政策が、検査前確率(真の患者の見込み率)を上げて本当に必要な人に検査や治療を提供できる状態を維持する事に寄与していたと考える事もできるかと思います。」とあるが、それではまん延化は防げない。
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