民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1595 雨に打たれて

2011-06-11 21:24:10 | 音羽の百花撰
滴を持った花は美しい・・
「水もしたたる・・」とはまさに言い得て妙である。

この「妙」・・も、元来と現在では使い方が違うと言うか・・面白い言葉。
いま、「妙な」と言えば・・「変な」と言う意味が強い。
本来なら「妙な」もしくは「妙なる」と言えば絶対的に褒め言葉・・。
更に「妙(たえ)なる」と読む情景であれば極めつきだ。


「妙なことを言いだす仙人!」
「絶妙の○○ですね」
 ・・どちらも「妙」で・・しかもどちらも理解できる不思議な字。
「言い得て妙」は褒め言葉の方であるが・・読者には「釈迦に説法」


昨夜の大雨で雨に打たれたしゃくやくがうつむいている。
それでなくとも大きな花を支えるのは大変。
余程の雨であった・・(これも可笑しいでしょ?・・本来こんな言い回しがあったはず)。
時代が変わって・・「余程の雨であったに違いない」。




二日で450㎜の雨って凄いんだろうね・・大阪じゃあんまり降らない・・
熊本地方で・・と言うニュース・・みんな大丈夫なんだろうか・・

世界中で異常気象に見舞われている・・地球は怒っている・・
そうは思うが「ごまめの歯ぎしり」・・どうしようにも何も出来ない。
どうにでも出来るヤツラは何もしない・・
って言うか・・何も思わないだろう。

大陸の砂漠化は止まらない・・地球の体液はカラッポ・・カプセル(大気圏)の空気は泥水並み・・
やがて「灼熱期」とでも言うべき時代になるのかね・・何十年か何百年後に。
仙人はもうチョットだけど、これからの子供たちには気の毒だね。

仙人がボヤいても仕方ないけど・・



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする