民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1606 おすもじ

2011-06-21 22:33:49 | 仙人の食べある記
丼池? 船場?・・所謂大阪らしい商人の古き良き街・・
その丼池(どぶいけ)に行って来た。
どぶいけとは汚い名称の様だが、昔から大阪を代表する繊維の町を「どぶいけ」と呼んだ。
もう少し範囲を広げると、一帯を船場と言った。
船場は比較的読みやすい字・・

さて写真は、お江戸の「にぎり」に対して浪速の「押し鮓」。
知る人ぞ知る船場の「吉野ずし」である。
実はその「すしの漢字」がもっと古い字なのだけれど写真にするのを忘れた
と言う事は、もう一度行かねばなるまい
歴史のある店はビルになっているが、コレ一本で相当なにぎわいを見せている。


「おすもじ」はご承知の通りおすしの女房ことば。
「お○○もじ」は「船場言葉=女房言葉」・・と聞く。
「ゆもじ」・・「おめもじ」などが当たるとすればそれもうなずける。
・・読者の半数は「ゆもじ」をご存じあるまい


写真手前が「船場汁」・・それこそ浪速商人「まかない料理」の名残りである。

番頭さんや大勢の手代衆・・晩のおかずは塩サバであった。
偉い方から順に頂くと「でっちどん」のおかずが・・ナイ!
そこで塩サバの頭でお吸い物をつくったゲナ・・
具は大根と決まっている。

コレも今はこの店でしか味わえないご馳走。
今は生臭くもなく、とても良いお出汁で切り身もシッカリ入って超美味。
もう何十年も(間を開けて)行っているが、船場汁は欠かせない。

何十年も通うとは大げさの様だが、仙人の「お抱え仕立屋」さんの目の前にあるのだ。
丼池に行く時は洋服と押しずし・・楽しみは半々なのである

ネットイッパ~ツ!で・・ね?・・見た事無い字でしょ?。

洋服については、また書く事がイッパイ・・「大笑い!」であった。

「ゆもじ」とは「腰巻」の事です・・「??それも分からんか?」なるほどね・・時代だね。


コメント (2)
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Vol. おまけ とらのお

2011-06-21 19:54:37 | 音羽の百花撰
「ヘイ!ベイビー・・待ってたゼイ!」
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Vol.1605  雨に咲く花

2011-06-21 19:51:00 | 音羽の百花撰
 及ばぬことと諦めました
    だけど恋しいあの人よ
      儘になるなら今一度
        ひと眼だけでも逢いたいの・・ポワァ~~ン
っちゅうのンが有ったね・・ずいぶん昔に。
こんなもんでしっかり稼いで一生食える・・なんて・・ええ商売やね・・あの道。
「しらバカァ~~・・」なんて凄いよ
否否・・「高校三年生~~~!」なんて唄ってるおじいちゃんの根性には叶うまい

「何が言いたいのじゃ?!」
特に何と言うのじゃアリマセンが・・雨に咲く花は美しい・・昨夜も書いたっけ

雨の切れ間に庭に出て見る。
「Oh!咲いてマンガナ・・」

まだまだ咲きかけのつぼみ半分・・今が一番と言う時・・
太陽に照らされてうなだれている・・みたいな四弁のクレマチス・・
反っくりかえったのやら・・イヤハヤなんとも
雨に打たれたあとの、一番良い表情が・・が・・これか?

「何やら不満そうじゃの?」
「いえいえ天の神さん、この季節咲いてくれるだけでも有難い思うてますハイ!」

もう何年にもなる。
仙人は秋になったら蔓を「バッサリ!」切る!。
妻は切らない方が良い・・と言うのでこの蔓は冬を越した。
どっちが良いのか知らないが今年も沢山の花を付けた。
「フムフム・・蔓は太くなるだろうな・・今年の秋も切らずに置いて見ようか・・」
と、今から思っている気の早い仙人である


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