民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 431-B のびる・・野蒜・・伸びる

2008-04-02 20:59:22 | Weblog
熊本の友人から毎年送ってくる・・春の野草だ。
「金の掛かるモンはいらんケンね・・」と言ってある。一番うれしい贈り物だ。
タラノ芽を送ってくれる友は別人だが、そっちの方は「入山禁止」になったらしく期待は持てない・・今年は「タラノ芽送ってこない元年」・・になりそうだ。

のびる・・野蒜・・字面からしても余り言い印象はないようだが美味しいものである。サッと湯に通してぐるぐる巻きを作って「酢味噌」・・クー!いい酒の肴。・・卵とじ・・寸切りにして普通のお野菜と同じ・・炒めすぎないこと肝心。・・明日はチヂミに挑戦。・・朝鮮葱とも言う人が有るのでキット相性は良いと思う。写真に有るだけの量をきれいに掃除するのに1時間掛かった・・裏の流しで中腰である・・なかなか大変・・。

卵とじね・・炒めたあとに卵を割ってもきれいには出来ないね。・・釈迦に説法かも知れないが・・先ず、フライパンにタップリのゴマ油またはサラダ油・・油が沸かない内に卵を割り入れる・・かき混ぜる・・好きな大きさのダマに・・焼きすぎない。別のボールに取っておいて炒めたものに「併せる」・・のがベスト。

チヂミ・・ね。うっかりすると薄っぺらいお好み焼きかインドのパンみたいになる・・よ。どこが違うのか・・練った生地にゴマ油を入れるのでR。普通はニラで・・明日はのびるが入るのレス・・キットいい香り・・あれだってね・・チヂミは法事の料理だって・・本場の物知りの人の話・・だから「冷めておいしい料理」なんだと・・。それでも温かい方がいい人は「チン」。醤油と酢とラー油で食べるとオイヒーのレス。

最ものびるならではの肴なら「生」で酢味噌・・寸切りの根っこだけをかじる・・ピリリと来る辛さは酒を甘くする。絶品の春だ。
最後は「てんぷら」コレは何でもOKの料理法やね。

野蒜は草である。野菜以前の「草」なのだ。知らない昔は春になってニューーっと新芽が伸びたのが良いと、当然思っていた。・・友人によると「冬のがウマカったい」・・と言う・・「???」・・そう言われて見れば球根がシッカリデッカイ。その横に今度芽を出す小さな「コブ」が付いている・・ココから芽が出て増えて行くんやな?・・と納得。ヒネていても湯に通すと瞬時に柔らかくなる。

野蒜は草である・・道に迷って飢え死にしそうになっても食える草などザラにはない。「食える」と言うことは美味しくて消化して栄養になると言うことだろう。そうなると完璧な草だ。最も野菜に近い草でR。しかも他のものと違い地下茎は年中ほぼ同じ状態だ・・たけのこや木の実もいざと言うときは食物になる・・が・・旬の時期だけだ。・・コレはキット、イノシシも好物に違いない・・何の話やネン。

フキノトウ/ウド/のびる/高菜の青漬け/春シイタケ・・と来た。・・良いねぇ~もうすぐわらび/タラノ芽/たけのこ/ハチク・・初夏まで山野の珍味が順に出てくる。この上ない心と胃袋のゼータクである。これらの物は多少の気候変動では影響を受けそうにない・・のも嬉しい。
コメント (2)
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Vol. 431-A 海まで歩いて20歩?

2008-04-02 19:42:47 | Weblog
又かいな・・と言わんとって下さい・・隠岐名人がコメントを呉れたので今一度。

さすがに窓から釣りは出来ませんが目の下近くが砂の少ない浜です。
手前の赤屋根が元からの小さな家で浜側の四角いのが拙作の部屋です。
島にもいつまで行けるか解りませんがもう少しは楽しまないと・・と、思っています。

これほど海に接近したところも少なく、随分探した挙句の場所でした。
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