大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

野球の引き分け考&再開緒戦の広島戦

2011-04-24 07:59:36 | Weblog
前日から広島入りして、マツダスタジアムで野球の試合を見ていた。広島とヤクルトっていうと、個人的には試合が壊れやすいというイメージがあって、3回に広島が大量点を取っても、この試合はこのままでは終わらんやろな、と思っていた。結果的にはその通りとなったのは、お互い谷間同士の先発だったから、ということなんだろう。まあ、この2チームの対戦って谷間同士の先発になりやすいから、球場行けばそれなりに打撃戦が楽しめるんだけどもね。

唯一消化不良だったのは、9回裏に時間切れで引き分けに終わったこと。20年前に逆戻りしたような気分だったかな。確かにこのルールのお陰で最後にチャンヨンが投げるところを見られたんだけども、本来ならクローザーとして勝っている状況で出ないといけない選手ではあるんだけどもね。これは、ナイターの帰宅時間とか選手の疲労というのを考慮してのことなんだろうけども、試合時間は却って長くなってしまっていないだろうか?

それと気になるのは、80年代と違って最近引き分け廃止論というのが聞こえてこないことなんだけども・・・10・19の近鉄はまさにあのルールのお陰で散っていったわけなんだが、そうした声がメディアの中で聞こえてこないのは、ひとつには、引き分けがないのは、米国の特殊なスポーツ文化だということが認識されてきたということなのかもしれない。

サッカーでなぜ引き分けがあるのかといえば、ひとつには点があまり入らない競技であるということと、あと欧州においてホームとアウェーの差が大きいためアウェーチームにも引き分けに持ち込むという戦術が容認されているという土壌のためだと思うわけ。

まあ、その意味では日本という国は米国だけでなく欧州のスポーツというものも輸入されて、その両者が共存しているという意味では世界でも稀有な国ではあると思うんだけども、その中において、野球でも引き分け制度というのが残されているんじゃないかと思ったりもするわけでね。ただまあ、デーゲームならもっと延長して試合できないかな、と思うけどもダメ?w

さて、今日は再開緒戦の広島戦。引き分けでいいなんてことは考えておりません。当然勝ちに行きます。焦点はやはり寿人とガンバ守備陣のラインの駆け引きで、これによって最終ラインの設定や中盤のコンパクトさが左右されてくる。去年はあえてラインを下げて和道しっかりと寿人を見てくれたんだけども(その意味で広島相手なら、和道の方が合っていたりする)、今回は高いラインコントロールがどう出るかなんですなあ・・・