大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

お隣りにとってはほろ苦いACLデビューだったか・・・

2011-03-03 07:07:44 | ACL/A3
昨日は長居へセレッソのACLデビュー戦を観に行ったけども、セレッソにとっては結構Jリーグの相手とは違う意味での難しい相手だったとは思う。それは相手の実力云々とかではなく、相手の格下としての戦い方というものにやられたというところか。1月からシーズンが始まって体を動かしている分あちらはコンディションがいい。これに対してセレッソはシーズン始まったばかりで新加入の選手との連携はまだまだ取れているとは言いがたい。実際、倉田が前半左サイドに流れてきたけども、乾とのパス交換する場面で、出したいところと出して欲しいところとが合っていない場面が見られた。まあ、それでも倉田も後半はフィニッシュに絡んでくるようになったから試合をするにつれて慣れて来るんだろうけども。

そうした要素に加えて、アレマ・マランが先制されてもバランスを崩さずにしっかりと中盤をコンパクトに保ち、セレッソの中盤を上手く網におびき寄せる形で奪ってはカウンターにつなげていこうとするのを見て、ああ、彼らは大量失点だけは避けて前半は0-1でいいと思っているなというふうには思ったわけ。こうなると、Jみたいに前がかりになって来るわけではないんで、相手の力を利用した返し技が使えない。

ただ、アレマのカウンター自体の精度はあまり高くなかったんで、セレッソは事故みたいな失点がない限り大丈夫だろうと思っていたら、後半その事故が起きたわけですな・・・なんなんスか、あの審判は、と松木さんが解説なら言いそうだったけども。

シリア戦のデジャヴのような形で同点になると、アレマ・マランがここで下がりだした。中を固めて引いた相手というのは本当に厄介だけども、今度はアレマが攻撃しなくなると守り疲れするかもな、と思っていたけども、フリーキックだってそういう状態で相手の出足が遅くなったところで得られたものだった。これをピンパォンが決めて勝ち越し。これでセレッソは勝ったな、と思ったんだけども、最後GKのジンヒョン君がかわされてシュートがポテンポテン・・・いやクリアされましたw 

試合後には、長居のゴール裏では、「つっぶっせ~がんば~(笑)」の大合唱がこだましていたのでしたw

亞冠首輪 大阪鋼巴5-1墨爾本勝利 得到開門紅

2011-03-02 07:25:57 | ガンバ大阪
どうでもいいことだが、Windows 8って繁体字入力がままならんのか?w まあ、簡体字入力してから繁体字に変換する方法は他になんぼでもあるから別にエエねんけども、なんかややこしいなw

ようやくガンバが始まりました。終わってみれば5-1の圧勝。けども、メルボルンは3度目の対戦だから、CWCのアデレードみたいにもう少し対策を立てた上で挑んでくるかと思ったけども、割と真っ向勝負を挑んでくれたというところが助かりましたね。キックオフから高いラインで挑んでくるから、これは裏にアドグノが抜けだしたらスコンスコン抜けれるんじゃないかと思ってみていた。3点目なんかは宇佐美からアドへのスルーパスからクロスでグノが流し込んだきれいなゴールだったけども。もう少しアジアカップでサッカルーがやったように、低いラインで中をしっかり固め、攻撃ではひたすら前へ蹴ってはラインを下げさせるという、日本人ならもうやめてーっと言いたくなるような展開に持ち込まれるんじゃないかと思ったんだけども、割とパスをつないで来るスタイルだったんで、それならということで容赦なく叩きのめしてやりましたけどもね。もっとも、個人的にはサッカルーがサイズのアドバンテージを活かすことの出来ない欧州の強豪と対戦する時はこういうことも考えておくべきだとは思うけども。

攻撃においては、1トップのアドがサイドに開いてチャンスを作り、開いた中のスペースにグノやフタ、そして宇佐美が絡んでくるという前線の流動的なポジションチェンジが11年型のガンバという気はする。アドはゴールを挙げれてなかったけども、PKでもいいから決めて落ち着きたかったんだろうな・・・まあ、あの蹴り方はヤットに近い蹴り方ではあるけども。

ただ、不安はやはり下平の守備。同日の試合では天津が済州相手に挙げた決勝ゴールがまさに下平が守るサイドからのものなんよね。天津を率いるのは、アリー・ハーン。古いサッカーファンならご存知だと思うけども、74年組の一人で、アジアカップの決勝で日本が対戦した時の中国代表監督でもあった人。2年前河南の試合を視察した時に相手の重慶を率いていたけども、その人が今天津の監督になっている。やはり、戦力がある程度整ったチームを任せればそれなりに仕上げて来る人ではあるとは思った。システムは4-4-1-1っぽい4-2-3-1だけども、サイドを使ってくるサッカーで右サイドは特に強い。決勝ゴールの場面でもサイドバックが上がって右ワイドが中へ切れこんで相手を撹乱させるというやり方は、日本戦でオランダがゴールを奪った時によく似ている。結構侮れないどころか、下平の守備考えたら怖いし、先制したら引きこもってカウンター発動する術も知っているだけに手ごわい相手かもしれないな。

まあ、そういうことで我々はあまり名古屋のことを笑っていられないわけでね。グラサポの皆さんはさぞ悔しい夜だったとは思う。普段は中超の試合なんか見ないくせにACLの時だけタダ券貰って観に行っては、鬼子をやっつけたぜと言わんばかりの中国人のドヤ顔を想像すると余計にねw 

だからウチらもしっかりと気を引き締めて次も勝っていこう。

メルボルン戦展望-初の2巡目対戦に向けて

2011-03-01 07:16:04 | ガンバ大阪
さて、そうこうしているうちについにシーズン開幕を迎えてしまいました。リーグ開幕よりも先にACLで開幕するわけですね。

相手のメルボルンとは3年前に対戦している。となると、欧州CLと同様に対戦が2巡目以降となると、それなりに対策を施して来るんじゃないかという気はしますね。ガンバとはまともに中盤でパスゲームやるんではなくて、アジアカップでサッカルーがやったように裏へ蹴り込んでラインを下げさせてから(実際ザックジャパンは前半はラインコントロールしようとする意図はあったように思える)、後半パワープレーで勝負してくるという形。ただ、サッカルーでそれを可能にしたのはケーヒルの空中戦というよりは裏へ抜けだしたキューウェルのスピードだったように思える。

従ってメルボルンがガンバ対策をやろうとする鍵は、まずFWにスピードスターがいるかどうかだとも言えるわけ。ガンバの場合、幸か不幸か和道がこの時期居ない。となると、智のラインコントロールが鍵を握ってくるのだけども、ソータが間に合えば高いラインで遮断ということも考えられるし、間に合わないならばジョンヤが代役で、ゴル前での空中戦で期待するしかない(カントクも期待しているようだし)。

と、こう書いているとまさに広島とやる試合のプレビューに似ていなくもないなw ただ、広島は中盤でボールを回すスペースを確保する為に寿人を走らせるのに対して、オージーはゴル前でパワープレーする為にラインを下げさせる布石を打つという、目的の違いがそこにはある。前半はそうした点を注目して見ておきたいとは思う。

ただ、セットプレーの高さというのは正直いかんともしがたいかな・・・

まあ、日豪戦が異種格闘技戦やっているような感覚にとらわれるんだけども、だからこそそこに日豪戦の面白さがあるわけで。つまり、オージーは高さという土俵に日本を引きずり出したいのに対して日本はアジリティという自分たちの土俵にオージーを引きずり出したいというわけ。それが万博で見られるんだから、是非とも多くの人たちに見に来て欲しいとは思うし、行けない人たちもテレビ観戦で盛り上がって欲しいですけどもね。