大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

環太平洋冠軍賽 大分三神 2-1 山東魯能

2009-03-02 07:25:16 | サッカー全般
国立参戦したその日の晩飛行機で帰阪してからその足で串カツ屋で録画してもらっていた試合を見ましたが・・・

いやあ、山東ってホンマにヌルかったな・・・プレシーズンってこともあったけども、中盤でのパス回しに時間かけすぎで攻守の切り替えも早くない。中盤でもプレスかけないとあって、大分が余裕でボール廻せる。大分がポゼッションしている試合なんてリーグでもあまり記憶がないw まあ、従来の中国のチームと違い、山東ってパスサッカーやっているチームであるからなのだが。どちらかと言うと時折カウンターで素早く縦にロングボール入れた時に決定的な場面造れていたからこっちをやられるのがイヤではあるけども・・・これは高いラインコントロールが作動すればさほど恐れるほどではないかと。中国のボスマン、と呼ばれた周海濱(チョウ・ハイビン)が契約切れと同時にさっさとフィリップスの中国戦略かどうか知らないがPSVに移籍して中盤で組み立てられる選手不在というのがやはり響いていたか。

本当に怖いのは山東のラフプレーか。前半にジブリコビッチが一発レッド貰った場面というのは、個人的にはイエローでも良かったと思うが(だから中国メディアは判定に不満を持っていた)、足の裏見せていたんだから危険なプレーだったということでしょう。こういうプレーにはオレンジカードが妥当なんだけどもね。けど、その場面で山東の2番劉金東(リウ・ジンドン)が明らかに審判を突き飛ばしているんだけどもそれはお咎めなしですか?それこそ正に一発レッドものだったんですが・・・

そのせいか、その後審判が帳尻合わせのような感じで山東にPKをプレゼントしたかと思えば、後半ホベルトのPA内でのタックルからしてPKものだという場面では流すというブレまくりの判定をやっていた。終了間際には、鈴木慎吾への相手の悪質なタックルがあり、それに怒ったホベルトが退場って・・・一体何をしたっていうの?ちなみにこの時山東の南米系の選手がホベルトを(多分スペイン語でだろうが)必死でなだめていました。

実はこの山東ってパンパシの前に練習試合を米国で3試合やっていたけどもそこでなんと15失点もやらかしていたんですねえ。もっとも、山東とACLでぶつから日本のクラブだって人のこと言えた義理ではないけども、ただ山東を倒せる状態にまでは何とか持って行って欲しいし、もう近くまで来ているとは思うんだが。

ちなみに、中国人に聞いたところ3年前の大連戦と同様に阪大留学生を中心とした現地応援団が来るそうです。席はスタンドと同じか、と尋ねたら多分そうなると思うと言うんだが・・・それってSBのアウェー側ってことですか?来てくれるのは別にかめへんけども、アウェーチームの応援ならアウェーゴール裏にちゃんとクラブは誘導しないといけないと思うんだけどもね。中国ではコアサポがメインとかバクスタの一角に陣取ったりしていることが多いけども、そのノリでSBに来られたらどうなるんかな・・・

最後に一応大分についても。国際公式試合初勝利おめでとうございます。今回はロスまで来てこのままでは終われないという意地を選手たちが見せた結果です。山東の攻撃がノンビリしたものだったにしても、この日はサイドを突いてくる相手にエジミウソンがベターっとくっついて行って3バックの守備のお手本みたいなものを見せてくれました(この辺が急造3バックを試したどっかのチームとの違い)。そうだよな、3バックってそういう狙われやすいところがあるから要はボランチの運動量がカギになって来るんですが・・・

ただ、3バックって将来が明るいか、と言われれば決してそうではないのが世界的な流れであるわけで、Jでも今季からとうとう浦和や磐田までもが4バックに切り替えることになる。そうした大きなうねりの中で大分だっていずれ避けては通れない課題に直面することにはなると思うんだけども、そこんとこシャムスカがどういう風に対処するのかが興味深い。ちなみに、今のシステムを続けられるカギになるのは実は前線の得点力であって、少ない手数でモノに出来るかどうか。高松と家長の復帰が今季は大分にとっての「補強」となるわけで、その意味ではこの二人にかかる責任は大きい・・・

と思ったら、また家長がサボってたーw



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