大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ついにペトロ解任~なぜこのタイミングだったか?

2011-10-21 07:39:33 | サッカー全般
このタイミングでペトロ解任となった理由を考えると、浦和の社長にとっては降格圏に沈んだというのが、決断する客観的な基準だったのかと思ったりもするんだけども・・・ただ、一旦はペトロ続投を示唆していたというのに前言撤回した経緯と考えると、監督が辞めると言い出したからはいそうですかでクビを切るわけには行かなかった、言い換えれば監督人事に関する決断はあくまでもクラブ主導だったということにしたかったのが一つと、あとは後任を引き受ける候補は前から水面下では打診していたけども結局外部からは候補が見つからず、クラブ内でS級持っている堀氏が受諾するのに考えていたからだということだろうな。

社長さんの考え方で判る部分があるとしたら、彼の中では降格圏に沈む前までは、監督を交代させるリスク>監督を続投させるリスク というのがあるんだという考えがあったかもしれない。ただ、その考え方に基づけば、クラブ内でS級を持っていた柱谷幸一GMを解任するのは選択の幅を狭めてしまったことにはなるんだけども。ただ、柱谷氏にするという選択すら社長にはなかったのかもしれない。

余談になるが、柱谷氏の責任を云々するとしたら、彼がペトロを連れてきた、という意味での責任はないのかもしれないが、ペトロに決まる話が進んでいる過程の上で、ペトロが志向するサッカーとは全く違うベクトルで選手を補強し続けた故に現場で混乱をもたらした責任というのがあったと言えるかもしれない(それ故彼がペトロに変わって監督に就任するという選択は社長にはなかった)。まあ、これについてだけどもペトロが現存する選手の特性に合わせたサッカーをするべきだという見方もあるから、一概に柱谷氏だけの責任ではないんだけども。

ペトロが監督していた間に浦和にもたらしたものと言えば原口と加藤がチームの主力として伸びていったということかな。本当はオランダ流を具現化させる為にミドルレンジのパスの強度や精度を上げる為にどのようなアプローチをするかを見たかったんだけどもそれがあまり感じられなかったのは指揮官の限界だったかもしれない。この点はゴトピや千葉のドワイトの方がまだよくやっていると思ったんだが、千葉も監督交代ですか・・・

いずれにしても、ここで監督交代という切り札を使ったわけだから、他サポとして望むことは何が何でも残留して下さい、ということしかない。前にも書いたように浦和がJ2に落ちていくのを野次馬根性で見ている余裕なんていうのは今はないのだから。

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