大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

モンバエルツがでじっちで強調した、"bien jouer(ビアンジュエ)"の意味

2015-02-14 08:33:44 | サッカー全般
2年前までJ2にいたチーム相手に善戦したって言われるのもねえw まあ、でも去年三冠達成したクラブではあるわけだから、今年は三冠無理、とばかりに相手がウチとの試合で目の色を変えてかかって来ることには違いないわけで、だからこそ健太監督は赤嶺1トップの宇佐美トップ下とか、FKのトリックプレーだとか、秋の三刀流だとかを色々試しているわけなんだけども。

まあ、善戦という言い方は多分マリノスの側が必要としていたメッセージかもしれない。これはひとえに監督の考え方が反映されたものだろう。確かに、この時期の練習試合というのは結果にこだわるものではなく、シーズン開幕に向けて調整していく段階のものではある。

誤解のないように言うと、モンバエルツ監督は結果に全くこだわらないわけではない。こないだのでじっちでは、比嘉ちゃんのカメラに向かって、「できるだけ多くの試合や大会で勝っていくことは大事なんだけども、そのためには、既に言ったことの繰り返しになるけど、と前置きした上で勝つだけでなく、il faut aussi bien jouer (同時に、いいプレーをもしないといけない)」とも言っている。まあ、字幕を見ると、字数の制限があるんだろうけども、微妙に意味合いが違っているわけなんだけども。bien jouer というのは試合全体におけるパフォーマンスを高めるってことやね。

まあ、彼は別に特別真新しいことを言っているわけではないわけで、結果は勿論大事なんだけども、その為にはプロセスの積み重ねが必要だということ。まあ、当たり前のことなんですけどねw ただ、フランス人にはサッカーでは結果だけでなくそれを出していく為のプロセスも検証するという考えがしみついていて、つい最近もRCランスの監督さんも、"Pour gagner, il faut bien jouer."(勝つためにはいいプレーをしないといけない、つまり内容を高めていかないといけない)ということも言っている。

ただ、その理屈に基づくんなら、昨日のウチとの試合で、前半一方的に攻められた展開というのは当然反省の弁が出てこないといけないんじゃないかって思うんだけどもねw まあ、観客を魅了して優勝とまでは言い切ってはいないからまだマシかw

それは裏返せば長いシーズンの間内容が悪くても結果的には勝てたという試合でも課題は口にするだろうし、逆に内容で相手が上回っていても、ツキに見放されていた試合もあるかもしれないが、その時には、でも我々の方が内容で上回っていたと言うかもしれないw(実際動画チェックするとフランスでも試合後そういうことを言っていた)、とここまで書くとなんかミシャ臭がしてきたなw まあ、ミシャも方法論は違えど基本的な考えは似通っていると思うんだが、肝心なところで結果が出せない時に、あの言動だと誤解を招くのかもしれない。特に内容はともかく勝つことが全てだと考えている人たちからは癇に障るかもしれない。

まあ、今までのマリノスってどちらかと言えば、外からのイメージだと堅実に勝ってきたカラーだったんだけど、フランスからモンバエルツ監督を招聘したというのも、恐らく良いサッカーしているっていうのも売りにしていきたいのだろう。チーム自体は勝てない時があってもそんなに大崩れはしないし、基本俊輔がいるんでサッカーメディアへの露出はそこそこにある。あと何を売りにしていくか、ってことやね。

だだ、結果が出ない時にモンバエルツ監督のコメントってミシャと同様に色々と誤解されそうなところがあるかもしれないんでw そこは長い目で見守っていかないといけないのかと。他サポとしても彼のような人が日本では成功してくれれば、日本サッカーに色々と考える刺激を与えてくれるとは思うんで頑張ってください。

ガンバからすればどう映るかって?うーん、内容にこだわるっていうスタイルに転換するんであれば、ウチとしては今までよりは比較的与し易い部分が出てくるのかなと(ニヤリ)今までのマリノスの堅実さというか質実剛健路線って本当にやりにくかったし、たまに勝っても勝った気がしなかったわけですからね。

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