大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ラグビーW杯決勝雑感~決勝まで行ったフランス

2011-10-23 22:50:06 | Weblog
プールマッチでトンガにまさかの敗戦を喫し、トーナメントに入ってからも調子の良くないイングランド(ウィルキンソン当たってなかったが、それでもキック一辺倒のスタイルではなくなっていた)やレッドカードで一人少なくなったウェールズに勝ったのは幸運以外何者でもないと地元のプレスには叩かれていたフランスだが、決勝の内容を見れば敗れはしたもののそこまで言われることはないだろう。まあ、NZの場合、過去自分の庭での核実験の問題とかW杯でフランスに痛い目に合わされたとかいうトラウマがあるのかもしれないが。

けれどもスコアが1点差であったとはいえ、フランスに勝つというチャンスがあったかと言えば・・・後半SOのトランデュックがPGを決めていたらということになるんだろうが、プレースキッカーの調子が悪かったのはNZも同じ、というかこっちの方がもっと悪かったんだけども。やはりW杯決勝の重圧というのはハンパではないけども、そんな中でもかつては決めていたウィルキンソンって改めて偉大なキッカーだとは思う。

今回NZの優勝の意義は、過去10年以上世界最強と謳われていながら、W杯で優勝出来ないが故に最強であるという客観的事実を証明出来ずにいた国が名実共に世界最強の座を取り戻したということだろう。その時代が4年間続くわけである(W杯というイベントにしか注目しない層の人々にとっては、06年のドイツ大会で敗退するまではサッカーの韓国代表は世界4強という座に輝いた強豪国であったわけよ)。

今大会を振り返って、フランスらしさ、というのを辛うじて出せたのは準々決勝のイングランド戦の前半だけだったか。リエブルモン監督が就任した頃はフレンチフレア復活で本当にワクワクしたものだが、その後FWの弱さを突かれることもあってか、本来目指していたものとは違うところに行っていた分メディアの風当たりは強かったかもしれない。それでも準優勝という形で結果を残したことは評価したいわけです。99年のようにロムーの弱点とも言うべき(来日した時も遠藤に裏をつかれてたっけ?)DFラインの裏にラメゾンが蹴ってドミニシを走らせて逆転した驚きや、前回大会のようにミシャラクが見せた一回転パス=>トライのようなミラクルプレイはなかったが、ハンドリングエラーが比較的少なく、後半15フェイズ以上も連続して繋いだプレーは本当に見応えがあった。

後任はサンタンドレか。この人が現役だった頃は、個人的には好きな快速ウイングではあったんですがどんなチーム作るかな・・・

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