大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第30輪 大阪鋼巴1-1廣島三箭

2012-10-28 12:16:03 | ガンバ大阪
広島相手だからこちらがボール持てる時には回せるというのがある程度解っていたので、先制点まではこちらのペースでは出来ていた。まあ、決定的な場面はというと前半ではフタが抜けだした場面ぐらいというところで、これは彼らの守り方にも関連してくることなんだけども。

先制してから加地さんのケガが全体のゲーム・プランを狂わせてしまったんだけども、あそこは無理する場面ではなかったけども、それだけ加地さんも必死やったということか・・・

ただ、その後の展開というのは広島が攻勢に出たところで受けに廻ってしまったというのがね・・・大輝を入れて守備時には5バックにする形にしたのは、広島が攻撃時に5トップ気味になるところへの対処というのが考えられたのだろうけども、そこで穴を空けてしまったのが失点場面でのコンちゃんというわけ。これは彼のクリアミスよりも、彼が状況考えずに特攻してしまうのが問題で、ボランチの感覚が抜け切れていない。広島が石原を入れたことでそこに食いつかせるという考えはあったのかもしれないし、コンちゃんがそこをケアしにいったまではよくても前でボランチが対処しているところまで行って裏に穴あけてしまうのはどうなんだろうな?

そう見てしまうと、コンちゃんをむしろ右サイドバックに廻してサイドの守備をさせるのがより現実的なんだろうけども、サイドバックでもその感覚でやられるとどうなんだろうな?

より問題なのは、彼が試合後のインタビューでクリアミスのところを悔やんでいることなんだが、まあ、サッカー選手って基本自分の持ち場で仕事することで手一杯で、全体を俯瞰する視点があまり持てないもんなんかね?

けれども、受けに廻った時に対処療法はできても相手から見て嫌な形に持っていく交代カードを正信は持って行けてない。サポとしては玉砕覚悟でいいから思いっきりやってくれ、って思っていても本人の立場からするとそうは行かないんだろうし(多分前半戦に後半ロスタイムに敗れた試合なんかが本人にとっては尾を引いている)、今までバランス采配を批判していた人たちもいざ玉砕したらどんな反応を示すんだろう、って思うんだが、そんな場面すら提供してくれないから、皆の不満が高まっているんだろけども。

だからまあ、現任の強化部長がどこまで今の監督の評価を下しているのかが気になるわけ。毎試合ごとに監督と面談している、って言うけども、面談の効果が現れていない。てか、面談なんかしても結局のところ現職には実権なんてないんじゃないか、っていう疑念が筆者にはつきまとう。

それは先日のサポミなんかで前に座っていた人たちを見て、現任の強化部長の話しぶりを聞いて、解ったことがある。編成に対しても実権を未だに握っているのは誰なんかっていうことが。

そう考えると全てが虚しくなるわなあ・・・結局院政かよって。そして失敗した人物を未だにかばい続ける社長っていうのは一体どんな存在なのか?彼の思い描くスタジアム構想なんてとっくに破綻しているわけだし、サポだって皆がそれについていけてるわけではない。その原因の一つは、今までチームづくりについて丸投げしていた彼にあるんだということも付け加えておこう。