大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

天皇杯第3輪 神戸勝利船 1-2 柏太陽神

2010-10-12 07:17:41 | サッカー全般
昨日は大分からエジミウソン目当てに見に来ていた知人と一緒にホムスタへ観に行った。ガンバサポ的にはツネとパクどんを観に行ったということだが。この試合は神戸にとっては普段リーグに出ていない選手を試運転して残留争いにつなげるという目的もあるだろうから、もしかしたらツネが見られるかもしれないと思ったら、案の定スタメンだった。まあ、ツネが入ることでラインを比較的高めに保つことが出来て、序盤はお互い高いラインの裏をつく(特に神戸はパクどんの裏をつく)というところから始まり、徐々に柏がペースを掴んでいく。先制ゴールの場面ではきちんと真ん中から右で起点を作ってツネを引きつけておいてからレアンドロ・ドミンゲスが左へ流れてのミドルシュートだったわけなんだけども、ツネは河本をカバーする意識を持っていたんだろうな・・・延長の決勝ゴール入れられた場面でもそうだったんだけども。

ただ、神戸で気になったのはむしろ守備よりは攻撃であって、基本は都倉目がけて放り込むところから始まっていて、後ろからのサポートが少ない。柏が一人少なくなるまではあまり攻めこむという場面もない。だからこそ、前半ボッティは右サイドからのクロスでどフリーのところを決めて主導権を握らないと行けなかったのだろうけども・・・まあ、ボッティもボランチの位置からあそこまで走りこむのは相当シンドイだろうなあ。

ボランチに適材がおらず、三浦時代もエジミウソンや松岡といった潰し屋系で固めていたからこそ、今ボッティの展開力をボランチで活かすしかないんだろうけども。後半になっては、なんとボランチが本職だった田中英雄をトップ下に入れているのを見てオイオイ、って思ったけども、これって、誰がどこで使えるかどうかを試しているように思えたんだけどもね。エジおいさんが使われなかった理由って言うのは、あれぐらいの出来なら三原でも代用が効くから外国人枠をこんなとこで使うことないって思われていたら寂しいけどね・・・

だから、神戸を傍から見ていると、今季残留の為だけでなく、来期以降のことも見据えた選手起用というのをやっているように思えるわけですね。ボランチの起用でも誰と誰の組み合わせがいいのか、その場合外国人枠をボランチに使うのがいいのか、という具合に模索しているように思える。だから和田ぼんが就任してから当初エジおいさんがベンチ外になったかと思えば今は松岡が外れている。まあ、それは言ってみれば、上の体制が変わってから旧体制色を一掃しようとしていることを示唆しているかもしれないが、考えてみればあのクラブは過去にもそんなことがあったっけ。

ということで試合の結果、ガンバは次柏と当たることになりましたが、キタジは本当に良かったなあ。退場で一人少なくなってから守勢に回る時間が多くなったけどもそれでも耐えてカウンターからキタジが2人を引きつけてシュートを打ち、こぼれ球にレアンドロ・ドミンゲスが詰めたんだけども、殆キタジのアシストと言っていいいくらいだった。来年は日立台に行けるだけでなく、今年の柏とやれることになったというのは予想外だった。ただ、J1とJ2とのカテゴリーを外せば、この試合柏が勝ったのは正当な結果だったと思いますね。