大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第26輪 大阪鋼巴 5-1 大宮松鼠

2010-10-17 07:40:21 | ガンバ大阪
開始早々深谷に決められて失点した時(多分オフサイドを掛けたんだろうけども、ミチが残っていた)には、また自分たちで苦しい展開にしてしまったなあ、と思ったんだけども、その後は落ち着いて試合を進められた。大宮はあまりヤットにボールが入ってくるところをケアせず、というよりもヤットにはボールを持たせて、前へ出すところを狙っていた守り方ではあった分、サイドを使うことが出来てミチからのクロスにグノが合わせて同点に追いついたら、後は相手が11人であろうと10人であろうとポゼッションを握って試合を進めることが出来た。グノに対するマトのプレーはそれだけを見たら退場ものではあるんだけども、一人少なくなった後も大宮は中盤をコンパクトにまとめて決して引くだけの戦いではなかったし、宇佐美のスーパーゴールでビハインドを背負った後もリスク覚悟で果敢に攻めに出てきたのはお見事。このあたりはスズジュンの美学なんだろうし、個人的に嫌いなスタイルではない。ただ、前みたいに低いラインでブロック作って、攻撃においては市川や石原あたりがDFラインの裏をついてきた前任者時代のサッカーの方がガンバ相手にはハマリやすかったんだけどもね。スズジュンがまともにサッカーやろうとするとガンバだと力負けしてしまうっていうのがあった。

シュートを30本以上打って5点取ったんだから本来なら言う事ないんだけども、欲を言えばもう2,3点は欲しかったし、取れたんじゃないか・・・という引っ掛かりを覚えてしまうんよね。後半相手が前がかりになった分だけ、カウンターで決定的な場面があったんだから、こういうところでの決定力をもう少し上げてくれないと、競り合った試合の中では苦しくなるわけだし。ヤットからショーキへのスルーパスはリプレイで見直した限りではギリギリのところで飛び出していたかな。まあ、ヤットへのマークがルーズだったらヤットはあれぐらいの仕事は出来るわけだし、山形がやったみたいなヤットへのマンマークは大宮は見せなかったからね。

大宮のなべやかんには一度カウンターでやられかけたけども、上手く封じてリベンジに成功しましたw ラファエルはポストプレーは上手く、決して左サイドに偏っていたわけではないんだけども、基本は左サイドを主戦場とするポストプレーヤーで、ルーカスとはタイプが被るか・・・しかもボールを貰いに下がりすぎたりするところを見ると、ガンバよりは大宮でやっていた方が合うんじゃないかと思うけども。これはどちらかと言うとラファエルのプレーの適性と言うよりは、タイプやプレーエリアが被る選手がガンバには多いという意味だけどもね。