代表戦でヤットがもし出来るとしたら・・・

遠藤「極限パス」で快足ＦＷ永井を生かす(日刊スポーツ) - goo ニュース

複数紙の報道によると、ヤットはトップ下濃厚ということなんだけども、ホンマに代表監督はこの間ヤマハまで視察に来とったんか？それはヤットのパフォーマンスのどこを見てそういう判断を下したのかなんだけども。

それは何も疲れとかミスが多いとかいうところだけを咎めているわけではなく、問題はヤットがボランチから一列上がった時って、ボランチに下がる時よりも相手のチェックが厳しい分ミスをする確率が上がるということを言いたいんだけどもね。先日の試合の後半も前に上げた時よりもボランチのポジションになった時の方が良かったわけだし（決してベストとは言わないが、あの試合の中で相対的にという意味で）。

しかし、もし報道にあるような、ヤットをトップ下で使うってなると、何のために山瀬のお兄ちゃんを招集したんだろうか？お兄ちゃんの方は昔典型的なトップ下タイプだったな、というイメージがあるんだけどもね。

永井というのはある意味野人枠か・・・しかしスピードのある選手なんてJでも佐藤寿人みたいなタイプを何で呼ばなかったのか？寿人の力は解っているからあえて今回読んだことのない国内組を試そうとしたのか？先月のバーレーン戦だってある意味そのチャンスではあったんだけども、解任の声が五月蝿かったんだろうな・・・結局我々は沈没するリスクを常に抱えながら乗りかかった船故に降りることが出来ないという状況に立たされているんですがね。

話をヤットに戻すと、トップ下でそこそこやれるとしたら、それは対戦相手がヤットに対して全く情報がないどころか、二軍のチームである為に殆どマークしようとする気すらないという状況かもしれない。あれ、そうすると今回はその条件を満たしているかもしれないってか！？

だからまあ、今回の代表戦もスポンサーとの義理以外にやる意味が見いだせない試合ではあるけども、ガンバサポ的にはヤットの出来がどうなのか、またもし彼が出来たとしたらそれはなぜなのか？いつ、どこで、どのように、なぜ出来たのか？こういう視点でしか見れないわけですよ。敢えて試合を見るとしたら。