大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACLの中国勢に明暗

2008-04-11 05:36:15 | ACL/A3
ACLの他のグループに目を向けると、鹿島のグループはやはり気になるし、それともう一つ、長春と浦項のグループも気になってくる。水曜日の試合では、ホームとアウェイという違いはあるにしても長春と北京国安の結果に明暗が出た。

鹿島と北京の試合はBSのダイジェスト版で見た。試合を見た感じで言えば、北京のラフプレーも酷いし、審判の判定基準もイマイチ不透明。ただ、ガンバとメルボルンの審判のように接触プレーを流し続けた審判に比べれば後方からのファウルをキッチリ取っていたことがせめてもの救いか。とはいっても、PKになった場面というのは本当にあれは妥当な判定だったのか?まあ、DFの裏にボールが出たところに岩政の足が引っかかったというところを取られたんだろうけども・・・けど、その後曽ヶ端が-Jでは間違いなくやり直しが命ぜられる飛び出しだったけども-PKをセーブしたのは見事。けど、PKの時に北京の選手が異常なくらい早くPAの中に侵入していたからその後のヘディングがクロスバーに当たったのには助かった(つーか、あれが決まっていたら、主審はちゃんとチアゴの右側にいた選手が早くPAの中に入っていたということで反則を取ってくれたんだろうね?)。

そんな中で鹿島はきちんと1点を入れて勝ち点3という最低限の結果を出したのは見事。決勝ゴールも相手のCB一枚を引き付けてそのスペースにダニーロが走りこんでのものだから、スペースの作り方や使い方というのを鹿島の選手たちはよく熟知している。

北京国安はアウェーで、しかも退場で一人少ないということもあってか、4バックのゾーンに、さらに中盤4人でブロックをしっかりと形成した守備はなかなか中国らしくない(オイ)組織的な守備。今まで中国のチームをいろいろと見てきたけども、北京の守備力は一番いい。これはまともな監督がキチンと整備すれば中国でもそれなりの組織的なチームが作れるということを証明しているのではないだろうか?攻撃の方だが縦に長いボールを入れるか、チアゴに当てて裏のスペースに走りこむというパターンか。けど、これは上海申花が去年上海で浦和と対戦した時のような放り込み一辺倒とかいうのとはまた違う。ただ、それでも結構チャンスがありながら決め切れなかったというのは、アウェーだということも差し引いても中国のチーム全体にありがちなFWの決定力には課題が残っていると言えるだろう。試合後には中国メディアからチアゴが敗戦の戦犯扱いされているのだが・・・それに退場した周挺(ジョウ・ティン)には反省が必要。1枚目のイエローを貰っているのだから、マルキーニョスに対して後ろから当たりにいくプレーというのはするべきではなかった。

一方、長春は浦項に対してホームで1-0という結果を出している。一昨年以来中国でやる試合において、中国のチームは韓国のチーム相手に必ず勝っているけども、逆に韓国アウェーでは2点差以上の負けを喫している。浦項は既に2敗喫している為に逆転は厳しい。となると、長春とアデレードとの一騎打ちということになるのだが、長春がもし勝ち上がったらガンバとしてはまずこのチームとやりたいですな。まあ、中国アウェー行けるのはこの機会しかないのだし、それに安田に飛び蹴り食らわせたGKの宗壘(ゾン・レイ)相手に5点ぐらい奪ってやらないと気が済まないもんでw その前に残り3試合勝って突破を決めよう。