大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第17輪 大阪鋼巴 6-2 FC東京

2007-06-24 12:18:26 | ガンバ大阪
最初に訂正とお詫びを一つ。前回のエントリにおいて安田の累積警告に関して当方の勘違いがありました。2節の鹿島戦で受けた2枚の警告はその試合退場した為に累積警告の中には入っていないということを確認しましたので、お詫びと訂正を致します。

さて、試合の方であるが、山口が出場停止処分であった影響がモロに出て、ラインコントロールやセットプレーにおける守備が安定せずに最初に2失点したが、徐々に中澤が持ち直していった。中盤でのプレスが効き出した後半は相手DFラインの裏やサイドを面白いように突くことができた。まあ、相手のルーカスが不発であったことにも助けられたんですがね。どこかで彼に決められていたら違った展開だったかもしれない。

2点取られたというのに何故だか負ける気がしなった。その後、バレーがクサビになってヘディングで後ろに流すなどして、マグノとのバランスを意識するようになり、マグノもバレーに絶妙のスルーパスを流す。更に両サイドからも積極的に上がって徐々に相手を押し込んでいった。基本的にマグノとバレーの二人による連携プレーは悪くないと思っているのだけども、バレーにボールが集まるとどうしてもマグノにボールが行かなくなるからその辺りがマグノのイライラが募り、彼がシュートを焦ってミスするのかもしれない。皮肉なことに今日バレーが下がってから播戸とマグノが爆発したのであった。

しかし、そういう点を差し引いても、後半マグノとバンは本当にキレキレで、高速でゴール前に突進する二人は去年の絶好調の頃を彷彿させるものだった。マグノは後半2点奪っただけでなく、4人引きつけて橋本のゴールをお膳立てしたのだった。それらを可能にしたのが東京を上回る運動量とプレスでボールを高い位置で奪ってすぐさま相手の高いDFラインの裏にボールを供給し続けていったガンバの中盤だったと言えようか。

今日のレフェリーは国際審判。全体的に流す傾向にあったけども、アドバンテージを取るなどしてできるだけ試合の流れを切らせないようにしていたし、福西のペテン行為に引っかからなかったのは流石。ただ、バクスタ側の副審は最低。オフサイドの判定にバラつきがありすぎる。

相手の東京であるが、土肥は今の日本で最高のGKの一人じゃないだろうか。代表に呼ばれない理由が単に年齢だけのような気がする。ジーコジャパン時代は第3GKであった彼が今呼ばれていないのは、同じポジションに将来有望な若手に経験を積ませる為なのだろう。それもいいんだけども、経験から来る安定感というのも案外捨てがたいんじゃないだろうか。それに若手とベテランを競わせるということも必要だと思いますけどね。

ただ、11月の味スタでの再戦はなかなか難しい試合になるかもしれない。毎年この時期に対戦するガスというのは本当にイヤな存在である。まあ、今回は文字通り「去年の借りを倍にして返した(最初に2点入った展開は正に同じ)」結果にはなったのであるが、このチームとの因縁の対決はまだまだ続くであろう。JALマイルが丁度使用できる時期がこの辺りであるから、母体の航空会社の経営状態を考えると、使えるうちに使おうと今から考えていたりもしている。