大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

咬牙切歯 鹿島鹿角 3-1 大阪鋼巴

2006-11-12 14:32:06 | 中国サッカー
負けたのを雨のせい、審判のせい、ミスのせいにするのは簡単だ。しかし、サッカーは野球と異なり雨でも試合があるのだし、審判は何も相手に一方的に有利な判定ばかりを下すわけではない。ミスは誰にだってある。そうした中でこそ本当のチーム力が問われるとするならば、今のチームには何かしら力が欠けているのか。これはガンバ大阪が真の意味での最強チームになる為にどうしても通らないといけない試練であるかもしれない。

確かに雨の試合ではなかなか勝ててはいないが、この試合では甲府戦やホームでの大分戦、そしてナビスコでの鹿島戦ホームほど雨が激しかったわけでもない。むしろ試合途中からポンチョが必要なくなってしまったし、帰る時には傘をスタジアムに置き忘れていても帰ることができた。第一雨が降ったら、相手の実力や自軍の出来如何に関わりなく敗れるというなら、ACLのダナン戦や昨年のホームでの柏戦などの勝利について説明がつかない。

従ってタイトルで「歯軋り」という意味での中国語を使っているのは、ガンバの試合の出来に忸怩たるものがあったというだけにすぎない。1失点目のオウンゴールは事故で仕方がない。3失点目は、点を取りにいってリスクを負った戦術が裏目に出ただけのことである。問題は2失点目だろう。試合前にもつ煮をサポ仲間と食しながらこの日の鹿島で警戒すべき相手として私はアレックス・ミネイロを挙げていたが、皮肉にもボールを奪われたあとに、彼が基点となって左サイドへフィードされて、クロスに中央で合わせられた。以後鹿島は守備を固め始め、後半に本田を投入して逃げ切りに入ってしまった。逆転されずに同点のままでも向こうのカウンター戦術に変わりはなかったものの、あちらも攻撃的な選手交代というのをしてきたであろうから点を取るチャンスは出来ていただろう。

ただ、そうはいっても同点に追いつくべき場面で幾度とシュートを外していたというのはやはり痛かった。だからこそ、「咬牙切歯(ヤオヤーチエチー)」の境地なのだが・・・