大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

福岡黄蜂 1-1 大阪鋼巴

2006-11-24 01:16:17 | 中国サッカー
今年は、雨に弱いなんて言われていたガンバであるが、雨と試合運びとの間に直接的な因果関係を見出すのは難しい。もちろん全く影響が出ないと言うわけではないが試合の内容から言ってお天道様に助けて貰わないと勝てないというところではなかったと思う。

むしろ、開始早々余りにも簡単に得点したところからリズムが狂いやすかったということは今年数試合あった。ゼロックス杯、アウェー大分戦に鹿島戦。この日の福岡相手にも、簡単に点が取れてしまったからこちらもあっけなく同点に追いつかれてしまったのだろう。失点場面を帰宅して見直してみると、松代がはじいたところのこぼれ球を詰められたのだが、その前に右サイドからクロスを上げられていて、布部につぶれ役の仕事をさせられたのだから、失点の原因は単に松代のミスという訳でもなく、DF全体の問題だった。

それでも1点が想定内としても一旦狂った歯車を立て直して攻撃を仕掛けていくのは難しかった。前半は何でこんなに福岡が前から積極的にプレスをかけていくのか、ペースを考えているのかと思うくらい飛ばして来た。それが後半になっても続いたのだから、この試合にかける福岡の気迫は見事だったといえる。そういう展開の中で決定的なチャンスは、ディフェンスの裏に抜け出したマグノの2回にわたるドフリーシュートと後半終了間際に家長が上げたクロスに中山が合わせたヘディングだったが何れもゴールを揺らすことができなかった。ただ、そうした場面も前がかりに出た相手に対するカウンター攻撃でしかなく、引いた相手に対して有効な攻めができなかったのは、最初の得点でリズムがおかしくなったということなのか?

ガンバのディフェンスも後半高い位置でボールを取られすぎてピンチを招くことがしばしあった。まあ、それでも布部がFWを務めるような台所事情だからこそ失点場面以外に決定的なピンチに至らなかったのだが。

この試合でシジクレイが通算4枚目となるイエローを貰い、次節は出場停止。3バックで守るのなら実好が代わりに入るだろうし、4バックなら山口をセンターに廻して入江が左サイドバックに入るだろう。どっちで来るかって?さあ、こればかりは凡人のワタクシにははっきり言って読めません。