La douce vie

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フレンズ・オン・アイス2017

2017-12-19 | figure skathing、ice show
今更ながら、フレンズ・オン・アイス2017をやっと見ることができました。
クリスマスオンアイスや全日本などの日程が近いことを考えると、?なUPに思えるかもしれませんが、見ることができて書きたいと思えるものから順々にと思っています。
フレンズは私の毎年の楽しみなので!
今年は個別ではなく、キーワードごとに書いてみました。


☆ 今年のサプライズは本田親子競演!

フレンズが始まった当初、会場に来ていた赤ちゃんだったお嬢さんが立派になって、皆勤賞のパパのプロの代表作「ハナミズキ」で競演だなんて感慨深い。本田父娘にとっても会場のファンにとっても夢みたいな瞬間でした。

☆ 今年の裏テーマはリバイバル

・本田さんのハナミズキから、今年は再演が多かったような、しかも、私が好きなプログラムばかりだったので、すごく嬉しいです。

・シェイリーンのALL THAT JAZZははじめて会場で観たフレンズ、はじめてのシェイリーンですごく感激したのを今でも覚えています。彼女は傑作揃いだけど、たまにこんな風に昔のプログラムを見せてくれるのはすごく嬉しい。演技が終わった瞬間の沸きようといったら!

・かなこちゃんはジャンピン・ジャックのステップ部分のみだけど、大好きなプログラムだったので嬉しい。今年は彼女がフレッシュな風を運んできてくれました。彼女の明るさはいいですねぇ。

・鈴木さんは初見ですが、難曲「ラ・カンパネラ」は歳を重ねた今の方が曲のニュアンスを理解し、表現できて、よい熟成(←蒲田さん引用)ができたのではと思います。

・高橋君「思い出のマーニー」CM公開当時は滑っていた記憶が・・・思い出せないのですが、どうでしたっけ?会場で滑っているのを観たいなと、思っていたので嬉しいです。当時のCMの印象より、アップテンポな曲調のような、スピードを感じる印象。
話は少し脱線しますが、今年、米林監督はジブリから独立して「メアリと魔女の花」を公開。マーニーの頃は、プロになった高橋君をジブリが後押ししてくれるようで嬉しかったので、今回、米林監督にエール交換しているようでそういう意味でも嬉しかったです。

☆ 現役選手

・宇野選手の四季、本郷選手のカルミナ、両方共それぞれのスケーティングや動線の個性に合っている。五輪イヤーはスケーターにとって、勝負曲を選ぶので、五輪イヤーごとに新しいファンができるのはとても自然な流れなのだろう。

☆ コラボに思うこと

・ロミオ&ジュリエット: イリヤ、静香、この二人の組み合わせは最近鉄板だと思う。明子、タケシ、この二人もすごくペアが合っていると思う。
ダイスケ、ステファン、この組み合わせも・・・あ、ソロでした ♡
ステファンの白薔薇のロミジュリがロミジュリの中で一番大好きなので、うわ~っと盛り上がったら、パン&トンが出てきて、やはり、公私ともにペアであるこの二人はこのメンバーをまとめあげる力がありました。素敵だった。そして、昔の衣装を着こなす荒川さんと本田さんにも拍手。

・トゥーランドット:宇野選手へのエール。
荒川さんが新たな振り付けで滑るとは意外でした。ステップの得意な鈴木さんと高橋君があのパート。ステファンのパートは曲調の中でも好きな部分。これだけのメンバーが出ても宇野君のパートが多くてちょっと大変そうでしたが、これ以上に光栄で嬉しいことはないでしょう。最後に競演した一人一人に頭を下げる姿が印象的。

・マイケル・ジャクソン・メドレーはスケーティングスキルというより、エンターテイナーとしてパフォーマーとして差が出てしまっているよな。有香さんをはじめ、ジェレミー、スルツカヤ、クーリックの共演もそつなくこなしていますが、競演ものは魅力ですが、練習時間が短いと「なんとかまとめあげる」というあたりで終わってしまうのが残念と思うのはフレンズで傑作を見なれた贅沢さでしょうか。選手時代の使用曲の「あの部分で加わって」というのは海外のスケーターに頼みやすいと思うので、そういうコラボなら今後も賛成。

☆ フレンドシップ-信頼関係-

・有香さん、スルツカヤ、クーリック、パン&トン・・・言わずと知れた、フレンズメンバーとしてのキャリアが長い彼らは「私のスケーティング、理解してくれているでしょう。私のこと待っていてくれたでしょう。私もあなたたちの前で再び滑ることを楽しみに準備してくたのよ。そういう、声にならない言葉が伝わるようです。そして、彼らはフレンズに出た頃から衰えていない、維持している、プロフェッショナルである、それを理解できる年月を積み上げてきた自分自身に気が付きます。

☆ いつもと違う、でも、それは素敵。

・ジェレミー、こんなに動線が綺麗だったかな?と思う。デービス&ホワイト、これ、結構好きです。
・ステファン、久々にアップテンポ。ステファン独自の世界観。それもいつもと違うけど素敵。終わった瞬間会場が沸騰!
・荒川さん、陽気なピエロが仕事を終え、衣装を脱ぐと、苦悩する女性が・・・いつもと違うドラマ性。あぁ、荒川さんがこんなドラマチックな内面を表現するのって珍しい。でも、しっくりくる。
・エンディング、最近のパーティのお開き感ではなく、ライオン・キングの「サークル・オブ・ライフ」メイクして小道具あり。
つい、いつものワンパターンでよし、となりがちですが、今年は新しいものへのチャレンジ。挑戦、冒険を感じる。


あっという間に12年、赤ちゃんだった本田嬢も素敵なスケートを披露するまでに成長する年月が経ったと思うとこちらも感慨を覚えます。
スケーターのみなさん、毎年素敵なプログラムを滑るために技術を維持し続けてくれてありがとう。新しい挑戦をしてくれて、ありがとう。


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