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・パトリシア・コーンウェル「神の手」
検死官シリーズの最新刊。ずっと好きなシリーズだけど、設定を若返らせたり、ムリに主要キャラを復活させた辺りから違和感を覚える。犯罪者の設定も最近はどうも・・・。残忍なストーリー展開はこの本に限らず読むのがつらい。少しの間、このシリーズを読むのは休んだ方がよいのだろうか。
・宮部みゆき「長い長い殺人」
財布がストーリーテーラーの話しは最初は読みづらいが、警察官、ゆすり屋、目撃者といろいろな財布が登場して登場人物を語るうちに慣れていく。気合いを入れてなくてもそれなりに楽しめる。さすが、宮部みゆき。
・平岩弓枝「御宿かわせみ28・佐助の牡丹」
いつもの登場人物、いつものような事件、いつものような・・・が読者を安心させる。でも、いつも変わらないようで、東吾さんやるいさんの子供達の世代が成長している。幕末の匂いのするこの頃は戦争に向かう時代にかわせみの面々が生き残るように願ったりする。
・安野モヨコ「美人画報」
好みや価値観が全然違うけど、根っこの部分は同じ!というところもあまり見つからず。
でも、社会に出た頃は私もこんな風に感じたり、考えたり、と思う。2冊目の「ハイパー」も一緒に買ってしまったので、ムリムリに納得しなければ。
検死官シリーズの最新刊。ずっと好きなシリーズだけど、設定を若返らせたり、ムリに主要キャラを復活させた辺りから違和感を覚える。犯罪者の設定も最近はどうも・・・。残忍なストーリー展開はこの本に限らず読むのがつらい。少しの間、このシリーズを読むのは休んだ方がよいのだろうか。
・宮部みゆき「長い長い殺人」
財布がストーリーテーラーの話しは最初は読みづらいが、警察官、ゆすり屋、目撃者といろいろな財布が登場して登場人物を語るうちに慣れていく。気合いを入れてなくてもそれなりに楽しめる。さすが、宮部みゆき。
・平岩弓枝「御宿かわせみ28・佐助の牡丹」
いつもの登場人物、いつものような事件、いつものような・・・が読者を安心させる。でも、いつも変わらないようで、東吾さんやるいさんの子供達の世代が成長している。幕末の匂いのするこの頃は戦争に向かう時代にかわせみの面々が生き残るように願ったりする。
・安野モヨコ「美人画報」
好みや価値観が全然違うけど、根っこの部分は同じ!というところもあまり見つからず。
でも、社会に出た頃は私もこんな風に感じたり、考えたり、と思う。2冊目の「ハイパー」も一緒に買ってしまったので、ムリムリに納得しなければ。
どちらかと言えば犯人捜し的なミステリが好きなので、このシリーズは最初の2・3巻くらいまでは、読みました。でも、第一作はとても面白かった覚えがあります。
長いシリーズは、いつまでも楽しませてくれるものも多いけれど、だんだんその展開はうーん…となることもありますよね。
「美人画報」
安野さんの漫画を読んだこともなければ、おしゃれというものに縁のない私なのに、なぜかこの本持ってました。(最後まで読んだ形跡なし…)
書いてある単語・アイテムにわからないものがあるってな私ですが、今人生で一番太っている(!)自分への刺激になるように、読み直してみるか。
(文庫本の、著者も少し若かった自分を省みているあとがきが面白いですね)
「御宿かわせみ」
もともと、時代小説はまったく手に取ったことがなかったのですが、宮部みゆきさんのいくつかの小説を読んだおかげで、江戸時代って結構おもしろいんじゃない?と思ってきました。
ぐらさんお薦めのこの作品、ぜひいつか読んでみます。
検死官シリーズは読み進めるうちに、多分実際にいたら本当に迷惑そうなマリーノ警部や美貌と才能を持ち合わせるのに、でこぼこ道を歩きつづけるルーシーの存在が人間味があって好きだったのですが、最近はなにもここまで設定を過剰にしなくてもいいのでは?と感じています。
でも、これは私自身が最近、本でも映画でも残酷な話しを消化する精神力が弱まっているせいだと思います。
安野モヨコさんのマンガは私も読んだ事がありません。TVでインタビューを受けている姿が結構きれいだったので、気になって買ってみたのですが、連載時はもっともっと若かったのでしょう。あと、惹かれた理由はタイトルのうまさですね。
宮部みゆきさんの時代物もいいですね。彼女は本当にオールラウンダーです。
かわせみシリーズが好きなのは、むか~し、親がドラマを見ていたんですね。小野寺昭が主演していた方です。ご存知ない方が多いかもしれませんが。。。子供なりに面白かった記憶が残っていたんですね。
作者は女性なので着物の話や和菓子の話やゴハンの話など随所にちりばめられているところも楽しいです。かわせみシリーズは最初の3冊くらいはそんなに楽しめないかもしれませんが、登場人物を覚えていくと話が活きてきて楽しめます。
ぎんぺーさんのブログでも本の話をまた楽しみにしていますね。