常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

二月尽

2020年02月28日 | 日記
今年は閏年になっているので、あと一日を残すが二月が終わる。葉の出る前の木々もどこか、生命のオーラのようなものをあたりへ発散している。鳥たちの鳴き声も、急に元気がよくなっている。庭の片隅に春を告げる花が、ポツンと咲いていたりする。こんな花を見つけるのも、戸外散策の楽しみのひとつだ。同時に、花粉が飛んで市場にないマスクが欲しくなる。

風邪の目に雪嶺ゆらぐ二月尽 相馬遷子

マスクや消毒薬がドラッグストアから消えたと騒ぎになっている。しかし、つい数十年前までマスクなどはどの家庭でも手作りであった。ガーゼさえ入手できれば、手で折りたたんで折った部分にゴム紐をつければ簡単にできる。口元に畳んだガーゼを一枚重ねるとさらに飛沫の飛ばないマスクができる。

看護師をしている姪から消毒薬の作り方も知らせてくれた。市販の次亜塩素酸(ハイターなど)を500㎖のペットボトルの水道水にキャップ一杯のハイターを加えるだけ。百均でボトルにつけられる霧吹きを買ってくればいつでも使用可能。霧吹きで手にかけ、手を触れるドアノブや冷蔵庫の取っ手、水道栓など小まめに消毒すれば安心である。コロナにもノロウィルスにも効果があると、知らせてくれた。

今年は新型コロナウィルスの流行で先の見えない二月尽となった。春の暖かい空気がウィルスの力を弱めるのか、経過を見るよりほかはない。自分でできることは、しっかりと行い、徒に人混みに行くのを避けていれば、この流行も自然と収まっていくような気がする。


コメント
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