常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

春を迎える

2020年02月15日 | 日記
今日も戸外へ出かけるのに、絶好の好天となった。道端にオオイヌノフグリが咲いている。この花を見ると、春が来たと思う。辺りにフキノトウは出ていないか、つい探している。あと何度、このうららかな春を迎えられるのだろうか。ギッシングは『ヘンリ・ライクロフトの記』のなかで、あと十度か十二度といえばいい気になりすぎていると言っている。彼は春の野のなかで見つけるのは、キンポウゲである。キンポウゲが咲き出してから、バラが咲くまでの経過を愛情深く見守ることを、晩年の生きがいとしていた。

今日は脚を伸ばして、千歳山を散策した。山道は、少し雨の濡れてまだ乾いていないような状態であった。10時ころから登り始めたのだが、陽気に誘われた人たちがたくさん登っている。心拍数は、最初の階段でぐんと上がる。ここをできるだけゆっくり登ることが大切だ。その後は、ほぼ頂上まで心拍は許容の範囲に収まっている。
千歳山の松は、マツクイムシの被害でどんどん姿を消している。小さな雑木のなかで松を見出すと、何か懐かしい気さえおきてくる。今週は、春めいてきたこともあって、1日の歩数が、ずっと一万歩越えを記録している。1日に12500歩以上歩く人は心筋梗塞なかからない、という医学論文があるらしい。歩行速度は70歳代では、1分前に60mが標準らしい。もう少し元気で山歩きができるように、山道で足を鍛えたいと思う。

山中で二人の山の仲間に行き会った。一人は、週に2、3度来ているという話であった。夏の大きな山の計画のある時は、多くの山の仲間に会うが、この季節でも頑張っている仲間の姿を見ると心強い。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする