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リンダ リンダ リンダ リンダ!

ヘッドレスベース楽器日記→RCバイク(ハングオンレーサー)日記→BALIUS2日記→XSR900日記へ~

たまには別の~

2011-03-02 20:25:00 | 
最近ハングオンレーサー君の話題ばかりでそれ以外のカテゴリを全然アップしておりません~
まあ、今見に来て頂いてる方々はその方が良さそうですけどね~(笑

一応、その他の事もやってるよって事で、今日は本の話題。

「新参者」が我が家のご近所で繰り広げられて以来(笑)、東野圭吾さんの「加賀恭一郎シリーズ」を読み進めておりますが
「眠りの森」をアップしてから、ず~っとさぼってましたけど既刊分は読み終わりました~


◆どちらかが彼女を殺した

警察では自殺と断定された妹の不審死の真相を兄が追求する、というストーリー
様々な状況証拠を積み重ねて最後にはほぼ真相にたどり着くのですが~
タイトル通り、結論出ないまんま終わります~(汗
まあ、東野さんの作品はどうしても犯人が必用な訳ではないですからね~
(文庫版では犯人にたどり着く部分を削除して更に謎解きが難しくなってるらしいっすな

◆悪意

売れっ子小説家の殺人事件の物語。
加賀の教師時代の同僚である野々口修が登場、多少教師時代の話が語られますが、未だにうっすらぼんやりって感じ。
物語は「手記」という形で進められて行きます。一人の視点から主観的に進められてゆくため、読者は必然的にワナに填られる感じになるわけですが~
これも推理小説って感じではないので、読み物として結構良かったっす。

◆私が彼を殺した

結婚式で変死した脚本家の殺人(?)事件の物語。
タイトルを見てお分かりでしょうが「どちらかが~」と同様に最後まで犯人が明かされません。
文庫版では袋とじの解説書が付いてるみたいっす~
怪しいと思われる4人の視点で進められるストーリーで、全員が犯人では!と思わせる様な書口ですが、最後の最後で加賀の謎解き~
最後まで中々楽しめました。

◆嘘をもうひとつだけ

加賀シリーズでは珍しく短編集
「嘘をもうひとつだけ」「冷たい灼熱」「第二の希望」「狂った計算」「友の助言」の5編を収録
シリーズの中では推理小説色が強い感じがしますな~
短い作品ですから、それぞれストーリー展開は小気味良いし、他の作品ではのらりくらりとした感じの加賀が、結構強い口調で犯人を追い詰めてゆく感じ。
加賀じゃなくても良いのかな?って、ちょこと思いました(笑

◆赤い指

つい最近ドラマ化されてるので、内容知ってる方は多いっすよね。
あのドラマって結構原作に忠実に作ってますな~ 後から小説読んだんですけど、映像が頭をよぎりまくってました(笑
まあ、この作品も推理小説ではないし、「新参者」とよく似たイメージを持ちました。
東野さんの作品では本格推理ものよりもこっちの方向性の方が好きですね~

前記の「卒業」「眠りの森」「新参者」と合わせて8冊を読み終わったわけですが~
なんか、もうじき新刊の「麒麟の翼」ってのが出るらしいっすな~

最近の作家さんは筆が速いっすな~
読了ペースが全然上がらないんで、どんどん未読が積み上がっております~
海堂さんも、奥田さんも、伊坂さんも~読みたいのがいっぱいなんですけど、いつになる事やら・・・・

全部、文庫じゃなくてノベルズかハードカバーで読んでますけど、最近小さな字が苦手なのよね~(爆