しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

電車で東京へ

2008-02-18 22:33:45 | Weblog
'08/2/17(日)
晴れ 北風  温度未計測

 朝一で届ける野菜の準備をする。さくっと済ませて配達は美香が行き、私はハウスのポリを張り始める。
 まずは裾の部分、ここは両脇の開閉部の下の部分。多少風があってもなんとか張れる。片側終えたところで、東京に行く時間となる。アースデイ朝市参加者と事務局やスタッフのみなさんの感謝祭が開かれるので、出席することになっている。
 東京へ電車で行くのは久々である。今は地下鉄とは言わずメトロとか言わなければならないらしい。まあめったに利用しない私にはどちらでもよい。会場となる三軒茶屋のオーガニックカフェに着くと、もう人がたくさん集まっていた。実行委員や他の生産者の方としばし歓談。私は千葉でもマーケットを開けたらと思っているので、そんなことも実行委員の方とお話する。生産者のKさんもそのようなことを考えておられているよう。有機農業では精神論や提携というのが大切と思うが、やはり趣味の農ではなく生業なので、知ってもらい売って買ってなんぼと思う。農家がマーケットでガンガン売ったところで売り上げはたかが知れている。消費者と生産者が気軽に接点を持てる場が必要なのだ。そこから何かしら発展していけばよいのではと思う。

ブルーベリーの施肥

2008-02-18 22:12:10 | Weblog
'08/2/16(土)
晴れ 北風  温度 max未計測 min-7.4℃

 レストランへの出荷準備をしながらハウスのポリを張ることを考える。が、風は強くて諦める。
 午後は農業教室の高橋さん夫妻と、これまでの受講生で今年貸し農園をやることになっている方たちが来て、ブルーベリーの施肥を手伝ってくれる。株元の草をざっと取り、菜種粕をパラパラと撒く。菜種粕は米澤製油から取り寄せたもの。非遺伝子組み換えで、溶剤のノルマルへキサンを使用せずに圧搾した油粕。香ばしくて綺麗なおうど色。安心して使える本物の菜種粕だ。ブルーベリーが好む酸性に傾かせてくれて、ゆっくり効いてゆく。
 だいたい一人一列50本位を受け持ってやっていただく。株が大きくなった品種は少し多目に投入する。今回は地面に直接撒く。去年は土を少し掘ってチップのマルチや草の下に入れていたが、何者かの動物に掘り返されていた。食べられている様子もないのだが、ほとんど地表に出ていた。
 その後自宅で、貸し農園の作付けについて打ち合わせをする。皆さんそれぞれ作りたい品目が違うのが面白い。品目をしぼるのも大変。
 夜は近くのカフェBO-NOさんで食事&飲み会となる。前日持って行ってもらった野菜も使われていて、たくさんの料理でかなりお腹いっぱいになる。相変わらずシフォンケーキもお上手。
 野菜作りは作る前にあーだこーだと考えているうちが楽しい。実際作るときに苦汁をなめることになる場合も多々あるのだが、春の前にまた新たな気持ちになるものだ。