梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ジェットストリーム

2022-10-07 10:03:22 | 昭和の頃
彼岸花




新聞にジェットストリームの放送を集約したメモリースピーカーが売り出されていた、
「ジェットストリーム」は零時から始まる深夜放送で城達也と言うパーソナリティが低い落ち着いた語りで静かな音楽を流す番組だった、
パーソナリティと言呼び方は今では通じないかもしれない、しかし今風のディスクジョッキーと言うとやたらに喧しい連中が思い浮かぶのでやはりこう言う呼び方が相応しい、
内容の説明を見ていたら「イントロ・ミスターロンリー、語り、城達也」と最初に書かれていた、ナレーションではなく「語り」と言うのが良い
「ローンリー、ミスタ、ロンリ~」と言うメロディーを思い出した、
ジェットストリームのイントロはメロディーだけでボーカルは入っていなかったと思う、
この曲はレターメンと言う男性トリオでヒットしたが調べてみたら彼らのオリジナルではなくボビー・ヴィントンのカバーらしい
レターメンのLPを買ったのはミスター・ロンリーを欲しくて買ったのだが一緒に入っていた「サニー」と言う曲が気に入った、
しかし検索してもレターメンのアルバムにはサニーは出て来ないので思い違いかもしれない、(出るのは日産のサニーばっかりだった)
当時は多くの男どもは競ってオーディオコンポーネントを揃えていた、
自分もご多分に漏れず結構大金をかけて和室の6畳の壁をオーディオラックで占めていた
メインとプリメインはパイオニア、イコライザーとチュナーはソニー、カセットデッキはダブルで日立、ターンテーブルはやはりソニーのダイレクトドライブだったりした
SPは30cmウーファー、ミッドレンジ、スコーカーとツイーターの4スピーカーと揃えても30Wウーファーのパフォーマスを遺憾なく発揮したら恐らくアパートは追い出される、
車にも必ずオーディオがあった、最初は8トラック、次いでカセットになりCDになっ頃車も家も手放してしまった、
今は事務所と家には小さなCDがある、事務所で仕事中にはCDを流していたのだが最近は殆どかけていないなと思いCDを廻してみる、
何か入っていたのでそのままスイッチを入れたら「ポピュラークラシック」と言うBGMだった、
2~3曲目に「エリーゼの為に」が入っていた、この曲を聴いているとどうしても「情熱の花」を思い出してしまう
ジャズが好きなんだがコルトレーンなんかはどうも夜の雰囲気で飲みたくなってしまうので仕事中は避けて映画音楽やベンチャーズなんかをかけることが多い、
急に涼しくなった雨の日はポピュラーなクラシックかイージーリスニングがいい
こんな言い方も昭和の「死語」か、