梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

浅草寺の稲荷

2016-07-17 07:13:20 | 雑記
川柳に「伊勢屋稲荷に犬の糞」と言うのが有る、犬の糞と同列に扱われた神様も気の毒だ、しかしそれくらい江戸には多かったのだろう、今の東京にも結構あちこちに有るが大きな稲荷神社といえば赤坂の豊川稲荷ぐらいで後は殆ど他の神社と同じ敷地に有る、
それも合祀ではなく居候的な扱いだが置き候も何の違和感もないので神様と言っても実に庶民的と言いうか人間的な扱いである、
神社境内から寺の隅、その内大きな個人宅の庭にも街角の空き地にも出来る、別当寺ではなく寺内に居候神社だがそれだけ庶民には人気があったのだろう、
元は秦氏の氏神だそうだが名前の通り農耕の神様だが江戸時代から商売の神様になったようだ、狐がお稲荷さんと言われるがあれは「お使い」で稲荷神そのものではないが具体的に目に見えるのは狐だけだからしょうがない、
伊勢屋はもう伊勢丹くらいしか残っていないし「犬の糞」も殆ど見られないが「お稲荷さん」は未だまだあちこちに残っている、赤鳥居の景色では根津権現神社や花園神社が知られているが稲荷神社が有名なのは関東では鎌倉の佐助稲荷くらいか、

今月カバーで使ったのは浅草寺の境内にある浅草神社の更に境内に居候しているお稲荷さんで面白い絵になったので撮ったのだがどうやら近くの店で焼き物のお稲荷さんに願い事を書いて奉納するらしい、シンプルで色合いが良いので並んでいるとこんな感じになる、季節感はないが使ってみました、

因みに前回は品川の「東海寺」の紫陽花、日の出の写真


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