梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

映画俳優の思い出「水木譲と佐久間良子」

2012-08-23 18:26:26 | 雑記
ラエティ番組を見ていた女房がサイボーグ009の扮装をしたタレントを見て「水木しげるじゃないし、水木譲でもなし」と言うのを聞いて「水木譲」と言う役者を思い出した、
彼を有名にしたのは「忍者部隊月光」だったが私はその前からこの役者を知っていた、
中学校の1年だったと思うが2年だったかもしれない、村の駐在が替わって1つ上の男の子が転校して来た、歳は上だったがどう言うわけか直ぐに仲良くなり毎日一緒に下校する事が多くなったのだが彼が私のクラスの女子を気に入って「あの子可愛いよな」と言う事に成った、
名前は麗子と言うのだが小学校の間はずっと「礼子」と書いていて中学になったら突然「麗子」になったので聞いたら「字が難しかったので簡単に済ませていた」そうだ
彼女の家は自分の家とかなり離れていたが小学校の頃から気の置けない友達だった、小学校に入学当時から同じクラスで男女の区別なく遊んで来た子だったので余りそう言う見方をした事は無かった、しかし転校して来たちょっと町の匂いのする彼にそう言われると確かに可愛いのかなと思ったものだが別にそれでどうと言う事もなく彼女を捕まえて「堀内君がお前の事を綺麗だと言ってるぞ」とからかうでもなく普通に話したりしていた、
ある日彼が「お前は彼女と親しいみたいだから今度映画に誘ってくれないか」と言う事に成った、「二人だけだと来ないだろうからお前も一緒に行こう、金は大丈夫だから」と言う話になり彼女も人数あわせでもう1人の女友達を連れて来て4人で掛川の映画館に行く事になったのだがその時の映画が「故郷は緑なりき」と言う映画で主演が水木譲と佐久間良子の純愛物だった、
映画を見るのは村の公民館や校庭に掛かる移動映画か、学年毎に行く映画鑑賞会が殆どで他に何度か姉が連れて行ってくれたことが有るが子供同士で言ったのはこの時が初めてだった、
随分古い話である、佐久間良子はセイラー服で水木譲は学生服だった、ストーリーは全く覚えていないが確か最終的に二人は離れ離れになると言う構成で別れ前のラブシーンがその先を想像させるようにセイラー服の下に水木譲の手が入るシーンで暗転するのだがこの時に彼が私に「何をするんだろ?」と耳打ちをしたのを思い出す、当然解らないで聞いたわけではない、
彼の向こう側に件の彼女がすわりその向こう側にもう1人の友人(誰だったか思い出さない)が座って自分は彼の隣に座っていたので彼女の表情は見えなかったが、まあ今の時代から考えると本当に可愛い物だった、
その後彼は中学を卒業し音信は無くなったが後で彼女に聞いてみたがその後何回か有ったらしいがそれ以上にはならなかった様だ、もっとも有ったとしても言うわけも無いか、
水木譲は52歳の時に自殺をしたという、佐久間良子もその後テレビで見たりするが申し訳ないが昔日の面影は全く無い、時間は残酷な物だ、昔が美しかっただけに余計に感じる、
しかし八千草かおると言う女優は本当に凄いよな、若いと言うより美しいまま歳を重ねていると言う感じがするがもう大変な年齢だろうに


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