梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

コロナ騒ぎ、どうしているか

2020-05-13 17:42:17 | 雑記
20代後半に知り合って未だに付き合っている友人達がいる、
昼食を取りに行きつけになっていた喫茶店で毎日顔を合わせるうちに一緒に飲歩くようになりいつの間にかその付近では有名(?)になっていた、
行き付けの店を各々教えあって毎晩のように飲み歩く、
安い焼き鳥屋で勢いをつけてから当時は定番だった「スナック」と言う女の子のいる店に繰り出す、知り合ったのがそういうわけだから仕事も違うし年齢も田舎も同じ者はいない、
何となく気の合う連中と言うだけの付き合いだからよけいなしがらみも無いので長く続いたのだろう、
近くの大人たちには「悪童連中」と好意的に言われていたので「K原悪童連」と勝手に名乗ることにした、
毎年旅をするのは持ち回りで各々の故郷にしていたが北海道の奴、熊本の奴とそして女の子都内なのでこちらはパス、
栃木・山梨・飯田・静岡とちょうど良い塩梅の距離で且つ温泉があるので此処をかわるがわる泊まり歩く、
そんなこんなで皆結婚は中々出来ず最初に年貢を納めた水さんは37歳になってから、
年嵩の彼の次は一番若い狩りちゃんで確か32~3位いだったと思う、
自分が次でやはり36歳を半分くらい過ぎてからだった、
しかしその他の連中が中々固まらない、
その頃から徐々に故郷に帰る奴や結婚して家庭を持って疎遠になる奴も出てきて互いに40代位になっても集まっていたのは4人だった、
自分の歳が還暦を迎えたころ「あの連中はどうしてる?」と言う話になって連絡をしてみる事にした、
水さんは私より六歳年嵩で狩りちゃんは私より1歳若い、
暫く会っていないがずっと行き来していた残り2人は水さんより1歳と2歳上なのでこの時点で既に古希である、がまだ二人共結婚したという話を聞いていない、と言うより間違いなく独り者だ、
何とか連絡は付いたのだが年嵩の方がどうやら少々痴呆が出ているようで私の名前を憶えていない、
水さんの名前を出しても分らなかったが次に狩りちゃんの名前を出したら思い出してくれて其処から辿るように私と水さんの名前を思い出してくれた、
その後彼と我々3人であって「又旅行に行こうよ」と言う事になりそれから都合3度旅行に行ってきたが3年以上又連絡を取っていない、
冗談で「電話をしたら死んでたなんてのも寂しいから」と毎年電話を入れているのだがこの2人は何となくそういう電話をしていない、最後にあったのは3年前、今年で彼は80歳になるはずだ、
この年齢で一人住いとははどう言うものなのか、
このコロナ騒ぎの中どうしているのか、電話をするのも少々怖い気がする