梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

安倍政権追及は未だ終わった訳ではない

2020-05-19 09:13:49 | 雑記
安倍政府は検察庁定年延長法案を「取り下げた」なら良いが「今国会成立は断念したが今秋以降成立を目指す」らしい
一番問題になっていたのどさくさ紛れ、緊急法案を人質にとった火事場泥棒的な提出だが仮にこの後再度提出されても国民の総意は「廃案」である、
やっと世論に配慮をしたが今までの「森加家問題」も「桜を見る会問題」も多くの世論盛り上がりを無視、「丁寧に説明し理解をいただく」と言うだけで説明も無ければ当然国民の理解なぞある訳もなかった、
SNSなど軽薄な意見、すぐ忘れてしまうという態度でずっと無視をしてきたが流石に今度は無視が出来なくなった
ある女性がハッシュタグで”反対します“と発信したのに多くの賛同が拡散し社会現象にもなった事が一番大きな成果だがその中で元最高検事と検事長を含めて検察関係者が告発状を提出した事が大きいと思う、
その中で元東京地検特捜部検事の郷原信郎と言う弁護士が非常に冷静な意見を述べていた
「検察は時に民主主義的な基盤を見失っていたり、閉鎖的だったり、独善的で間違った方向に暴走する危険がある組織だ」と言う。内部に居た方がこう言う事を発言することは稀だろう
「「例えば、起訴の理由や証拠開示の説明責任がない事が不透明だ」と指摘、「不透明な検察を政権が事実上支配することになれば非常に恐ろしい事になる、まずは検察自らで改革してゆく姿勢が必要だ」と言う
確かに民主党政権の時に「官僚政治の打破」を目指して官僚の人事権に政府の干渉を追加した時は多くの賞賛があった、
外務省の非協力で田中真紀子大臣が追い詰められ、民主党政権時も財務官僚の抵抗で結局政治がデッドロックを繰り返し早々に解散させられた事も記憶に新しい
が、その権限を最大限に党利に生かした安倍政権と我が身可愛さの官僚根性はこの安倍政権で最悪の腐敗を招いてしまった、
アメリカのロビーストが「銃が悪いのではない、持つが奴が良いか悪いかだ」と言っていたが威力のある武器は国民社会の為に必要かもしれないが権力の座にいる連中は自分の為にだけ使う
権力を持つと皆こういう風になってしまうのか、或いはこういう輩しか権力構造のトップには座れないのか、性悪説か性善説か、人の本性は実に弱い、その弱い本性が力を持つと抗えないのか、
コロナ騒ぎで経済構造に歪がでて新自由主義経済がどうなるのか、不安と期待が錯綜する