梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ケサランパサラン

2020-05-15 09:00:49 | 雑記
家を出て二つ目の角を曲がろうとしたとき足元の少し先に白い綿の様なものがくるくると回っていた、
1cm位か?そんなに密ではなくウニ程度の密度で白い綿毛のようなものが放射状になっていて30~40cm位の渦を巻いている、
季節柄タンポポの綿毛かと思ったがこれは足が有るはずでそれはない
昔から「ケサランパサラン」と言う話が有る、見つけると「運に恵まれる」と言いう話も聞く、
ネットを見ると「捕まえた」と透明プラスチックのケースに入った画像があったがこれはもう少し大きかった気がするが「何も与えていないのに成長する」と書かれていた、
その写真は確かに今朝見た奴に似ている感じがするが今度会ったら捕まえてみようか、
白くて空に舞っているというと井上靖の「しろばんば」と言う自伝小説を思い出す
中伊豆の村から沼津まで祖母を訪ねて出かける本人の子供の頃の話だったと思うが当然その中で「しろばんば」が登場している筈なんだが全く覚えていない
その時の印象は(ウンカの事かな?)と思ったのだがそのウンカも東京に住んでしばらくすると全く見る機会が無くなった
文字変換をすると「雲霞」と出るのだがこれは雲霞のごとくと書かれるときの文字でいわゆる「雲か、霞か、」と言う比喩で他の「浮塵子」がそうなのかもしれない
(調べれは良いのだが取り敢えず、ではないか?)
自分が知っている「ウンカ」は非常に小さな虫で密集して渦巻き状に飛んでいた、害はないのだが巻き込まれると鼻や口に入るので実に厄介だった、
田圃の中では夏になると蛍も飛ぶがこんなやつも飛ぶ、ウンカの方が農業に害があったかどうか判然としないが他の昆虫特に「蛾」が多くこれは成虫の蛾が害をなすのではなく卵を産み付けられると収穫時期に幼虫が食害を起こすので産卵期に駆除する必要があって田圃のアチコチに誘蛾灯と言う蛍光灯があり電気衝撃器だったり受け皿に強い殺虫剤を入れたりしてあったが最近は見なくなった
この頃は夜東名高速を走っているとフロントガラスに多くの虫が衝突して潰れた油で視界が悪くなりウィンドウォッシャーの液に中性洗剤を入れていたのだが最近はそういう事が無くなったな、
これも農薬の効果なんだろうが自然界としては本当にこれでいいのだろうかと思う、最近では蛍も泥鰌も日本田螺も絶滅危惧になってしまっている様だ
やはり人間が地球環境では最大の害虫なのかもしれない、コロナ騒ぎは拡大膨張を止め処なく進めて来た人類が立ち止まって考える機会かもしれないな