梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

原爆

2010-07-21 08:57:17 | 日記
又暑い夏が来て原爆と終戦の日が来る、原爆は「戦争終結に有用だった」と言うのがアメリカの公式見解らしい、色々見てみるとやはり大戦終結後の世界の中でアメリカ覇権を睨んだ人体実験だったように思える、東京から大阪・名古屋等の大空襲も含めてアメリカの行った事は既に日本の敗戦が確定した後は非戦闘員を効果的に殺戮する事に力が注がれたとしか思えない、軍需工場ではなく一般市民が特に集中して暮らす地域を目標にするという指令が出されていたと書かれている、一ヶ所に固まっていないとどの程度の殺傷能力、破壊能力が有るか性格に確認できないと言うのがその理由らしい、戦争の原因は殆どが経済的な理由で後は宗教的な理由である、経済的理由は覇権主義に連なるのだが、効率的に戦争に勝つには少ない投下資金と少ない犠牲で相手国を降伏させるのが最終目的だと思う、その為には相手の戦闘能力を奪い経済封鎖を行って戦争継続を不可能にすれば終結する、しかしアメリカはそうはしなかった、既に弾薬も燃料も無く戦闘能力床とか国民は食料すらない状態になっていて、恐らくあのまま経済封鎖をしているだけで国自体が餓死をする所に居た、「一億総玉砕」などと言う事をどの程度国民が聞くか、それどころかいざとなればそういっている連中は真っ先に降伏してしまう様な軍事政府だった、アメリカの情報能力は充分に此れを把握していたのは公開された公文書からも分っている、しかしアメリカは虐殺を続けていた、ベトナムでも中東でも同じ事をしている、この戦争は一応大儀を掲げている、しかし大戦の後半はアメリカ国内、連合国内からも非難があっても続けていた様だ、そして彼らは世界一の軍事大国の地位を得た、「社会主義拡大の防止」と言うだけの旗で、中東では「平和と平等を守る為に」と言うスローガンで、しかし宗教は別な文化を持っている、彼らアメリカは自由と平等を旗印に人種宗教に関係なく出来た国だ、しかし彼らの立脚している土地は降って湧いたわけではない、先住民が居た、法体系が無かったといっても彼らはそれで充分に暮らしていたのだ、言わば不当な侵略者なのだ、アメリカの「平等の精神」はこの被侵略者には適用されていない、アメリカ、カナダ、オーストラリアは侵略し乗っ取った者達の国である、其れまでの長い歴史上多くあった所謂「植民地」は殆ど先住民族に返されて独立した国家になっているがこの3カ国に関してはそのままだ、確かに先住民族が異常に少ないので独立運動も起こせないのだがアメリカの可笑しいのは「我々が世界の正義だ」と声高に叫び続け海外に多くの兵士を派遣している事だろう、兵役が会って他国の政治に口を挟んで国民の命を掛け、多くの税金を負担させているアメリカ政府に対してあの国民はどう考えているのだろうか、人種を越えた混成国家だが貧富の差は大きいらしい、そしてその割合は明らかに人種割合に符合する、確かに今回のオバマ大統領を選んだ事はアメリカ国民の平等精神に喝采したのだが国民一人一人のアイデンティティに関してはどうも理解できない部分が多い